猛暑が続く中、兵庫の播磨新島をキス調査!外道をかわし、20cm級をまじえ最終15尾。ポイントは「正確なキャスト」!

寄稿:松尾幸浩

松尾幸浩(まつおゆきひろ) プロフィール

DAIWAフィールドテスター、全日本サーフキャスティング連盟、兵庫協会神戸投翔会名誉会長を務める投げ釣りのプロフェッショナル。キャスティングの競技会での優勝経験もあるなど、高い技術力を持っている。

播磨新島の公共岸壁

猛暑と強い南風で外海はシケ模様。竿出しどころではない状況だが、こんな時に頼りになるのが東播・播磨新島の公共岸壁。7月中旬に釣行した。

現地着は10時過ぎ。ガラ空きの岸壁、迷わず北西角に釣座を構える。

投げ竿は「トーナメントプロキャスターAGS27-425・V」、リールは「サーフベーシア45」。キス針6号の5本針に、石ゴカイを刺して、軽くキャスト。狙いは航路筋。

この日は小潮で、干潮が9時頃。込み潮が走る時間帯。車を横付けできて日陰も作れるため、猛暑でも何とか耐えられる。

するとすぐに、コンコンと鋭いアタリ連発。上がってきたのは小マダイ、イトヒキハゼ、ヒイラギ…外道のオンパレード。ポイントをかえても結果はかわらず。外海は荒れていて移動も難しい。

トリプルヒットも

仕方なくオモリを27号にかえて、フルスイング。100m付近をスローで探ると、ブルンブルルンと待望の本命アタリ。軽快に巻き上げると、15cm級のキスがトリプルで上がってきた。「やっぱり、おったな」と、思わずニンマリ。

それからは遠投で順調にヒット。ただし、仕掛けを止めると、すぐに外道が食ってくる。サビくスピードが肝心だ。

しかも周辺は根掛かりが多く、仕掛けの消耗も激しい。根の位置を把握し、正確にキャストするのがポイントだ。

昼過ぎ、潮が止まると今度はクサフグの猛攻。針を次々にかじられ、まさに厄介な相手。とは言え、シモリ周りではキスの反応もあり、小型ながら追加できた。

暑さに耐えつつ、14時過ぎまで粘って納竿。釣果はキス12~16cm15尾と、アカベラ3尾だった。

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