今回で99回目の釣魚メシ!手間がある分、美味しくなる「マダイとマイカのシーフードパエリア」を紹介

寄稿:櫻井あこ

ALOHA〜! 櫻井あこです。

長きに渡ってご覧いただいた釣魚メシの連載ですが、休刊に伴い最終回を迎えることになりました。

数えてみると、何と今号で99回目! こんなにも続くなんて、開始当初は思ってもみなかったので、感謝しかありません。

私の連載はこれにて筆納めとなりますが、これからはweb版「つりそく」で、よりタイムリーでアツい情報をゲットして、釣りライフを楽しみましょー♪

最後のレシピは「マダイとマイカの贅沢シーフードパエリア」

ラストの釣魚メシは、大好きなパエリアで締めくくりたいと思います♪ 旬のマダイとマイカを贅沢に1尾ずつ使った、旨味たっぷりなシーフードパエリアを紹介しますよ!

工程こそ多いですが、火加減にだけ気を付ければ、失敗の心配はほとんどありません。

マダイの切り身、マイカ、アサリの3種類の魚介だけでも、素材から旨味がたっぷりと出るので、ブイヨンなどのお出汁を使わなくても、塩だけで味が決まりますよ!

マダイは、骨付きのまま入れると、食べる時に骨を取り除いているうちに冷めてしまうので、頭や骨などを全て取り除いて、切り身にしてから使います。
切り身でも十分に旨味は出るので、大丈夫!

家族に「お店の味!」と言ってもらえた自信作のパエリア、ぜひ皆さまもお試しくださいね♪

〈材料〉2~3人前

マダイ(35cmぐらい) 1尾
マイカ 1パイ
アサリ 1盛り
タマネギ 100g
ニンニク 2片
オリーブオイル 大さじ2
粗塩 7.5g
ミニトマト(皮を剥く) 100g
パセリ(みじん切り) 大さじ1
水 450ml
サフラン(ホール) ひとつまみ
パプリカパウダー 小さじ2
米 1合(約160g)
レモン 1個(櫛形切り)

〈作り方〉

①マダイはウロコを落としてよく洗い、3枚におろして、中骨、腹骨をすき取る。マイカは筒抜きにしてよく洗い、胴は輪切りに、ゲソや肝柱は切り分ける。アサリは擦り合わせるようによく洗ってザルに上げておく

②ミニトマトは皮を剥き、タマネギとニンニクとパセリは粗みじん、レモンは櫛形切りにする

③フライパンにオリーブオイル、タマネギ、ニンニクを入れて火にかけ、1分ほど炒めたら皮を剥いたミニトマトを加えて潰しながら、酸味と水分が飛ぶまで中火で2、3分炒める

④マダイ、マイカ、アサリ、パセリのみじん切りを加えて強火でサッと炒め、アサリの口が開き始めて、マダイとマイカの色がかわったら、水、サフラン、パプリカパウダーを加えて強火にし、アサリの口が開いたらアサリ、マダイ、マイカを一旦取り出しておく

⑤お米を洗わずに加えて、サッとまぜて平にならし、アルミホイルで隙間なく蓋をして弱火で8分煮る

⑥蓋を取って、ヘリに盛り上がっている米を軽くヘラで押さえたら、④で取り出したマダイとマイカとアサリをバランスよく乗せて、再び蓋をして、とろ火で10分煮る

⑦火を止めて、そのまま5分蒸らす

⑧蓋を取って、強火で残った水分を飛ばす。パチパチと音がして香ばしい匂いが立ってきたら火を止める

⑨櫛形切りにしたレモンと、ちぎったパセリを飾って出来上がり! たっぷりとレモンを搾って食べると、最っっっ高に美味しいですよー♪

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