タチウオ大好き女子が集合!年に1度の「タチウオ女子会」が開催されました!【大阪・泉佐野 上丸】

タチウオ女子だらけの、年に1度のお祭りが、大阪・泉佐野の上丸で開催される「タチウオ女子会」。

乗船できるのは女性のみ。テンヤタチウオ釣りを楽しむイベントで、今回で9回目となります。この女子会の幹事を務めるのが、ヤマピーこと山村裕子さん。

記者もこの女子会に呼んでいただいて4年目になります。

例年、10~11月の秋本番のシーズンに開催され、毎回大型のタチウオが上がることから、この女子会を楽しみにしている人、テンヤタチウオ釣りは年に1回、この時だけという人、タチウオ釣りをやってみたいという新規で参加の人など、様々な女子が集まります。

毎年、週刊釣場速報のセンター記事にも取り上げました。こちらは2022年紙面

2023年の紙面

2024年の紙面

上丸のタチウオと言えば、サイズ狙い。1尾の価値を求めて、兵庫・洲本沖の水深が深くて潮が複雑なポイントを攻めるのが定番ですが、その期待に応えるべく、女子たちは毎回、ご覧のようなビッグなタチウオを上げていました。

また、女子会名物の、村上船長の双子のお姉さん(⁉)である、村上トシ子さんがこの日だけ操船されて、お友達のカニ子さんも乗船されていたのですが、残念ながら今回は欠席。男性は村上船長と、動画撮影のため乗船したカニプロダクションの可児さんですが、竿を出すのは女子だけという、女子会となりました。

いつも涼しくなった秋本番の時期に開催されていた女子会ですが、今年は8月29日(金)の夏。それはなぜかと言うと、「大阪湾タチウオQUEENバトル」も合わせて開催されたからなんです。

大阪湾タチウオQUEENバトルとは?

「大阪湾タチウオQUEENバトル」とは、2025年にスタートしたイベントで、今年は予選3回を上丸で開催。予選の上位3名が決勝へと進み、9月27日(土)の決勝戦で、大阪湾最強女王を決するというもの。初代タチウオQUEENには、「大阪湾タチウオKINGバトル2025」のファイナルへの切符が進呈されるという、注目度の高いイベントなんです。

とは言え、タチウオ女子会の参加メンバーの中には、競技よりも楽しく釣りをしたいという人もいるので、バトルは自由参加。23名中9名がバトルに参加されました。

記者はもちろん、大阪湾タチウオKINGバトル実行委員会で、取材も兼ねているので、参加はなし。でも、上丸クオリティと呼ばれる、大型のタチウオをまだ手にしたことがない記者は、今年こそは釣るぞと、女子会に参加したのでした。

8月29日(金)に大阪湾タチウオQUEENバトル予選&タチウオ女子会、開催!

さて、8月29日(金)は、4時集合、揃い次第出船、12時納竿予定。暑くなる日中の時間帯を避けるべく、前倒しのスケジュールとなりました。

釣座は上丸指定。記者は右舷胴の間で、左隣にはトモチンさん、右隣には、人生初のテンヤタチウオで、竿も新調したという藤森奏子さん。

船を見渡すと、ミヨシには金森麻希子さん、毛利洋子さん、壷井仰さんと、QUEENバトル1回目予選を通過した面々。ほかにも女子会常連のメンバーが乗船。4時半すぎに出船となりました。

ポイントに到着したのは6時前頃。水深は108mとのアナウンスですが、テンヤは着底しません。「120~130mライン出したら、そこからやって」とのことで、船長のアナウンス通りに釣りを始めました。

この深い水深と複雑な潮を攻めるのが、上丸スタイル。底から攻めていき、アタリが出たら追わせて、掛ける。この、掛かるタナ、アタリの見極めが重要で、アタリがあってもどう掛けていくか。タチウオとの勝負です。

金森麻希子さん。ファーストヒットも、ラストの1尾もキャッチ。この日の竿頭で、タチウオ20尾!

毛利洋子さん。大阪湾タチウオKINGバトル2023ファイナリストという実力者

 

 

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大阪湾タチウオQUEENバトル1回目予選を突破した壷井仰さん、ナイスサイズをキャッチ!

船中ファーストヒットは、ミヨシのバトル参加勢。底ではなく、少し上の80mでのヒットが相次ぎます。記者はアタリがあって追わせても、そのうちアタリがなくなって、エサがボロボロ…という状態が続き、10mほど上げてきてようやく掛かっても、途中でバレるなど、うまくいきません。

人生初テンヤタチウオの藤森奏子さんもしっかりタチウオをゲット

右隣のテンヤタチウオ初挑戦の藤森さんは、周りの誘い方を見て真似されて、開始から約1時間後に待望のヒット!そこから、アタリの感じや誘いも決まってきて、順調にキャッチされていました。

左隣のトモチンさんも、序盤はコンスタントに掛けていかれていましたが、オマツリに悩まされる…。記者も同様でした。

流し替えのタイミングに、急に始まる「早掛け大会」。1番にタチウオを上げた人には船長からテンヤがもらえるとのことで、全員気合が入ります。

ワンピッチをメインにして攻めていた記者ですが、底付近を狙っていると、1回目の本アタリで掛かりました!早掛けゲット&今シーズン初の1尾をゲットできて、ひと安心。

早掛け大会でいただいたテンヤ。ありがとうございます!

その後、また底付近を攻めていると、オマツリしたかな?みたいな軽くなる感覚があり、そのまま上げてくると、タチウオが掛かっている感触。しかも重い。すると、それが記者自身初の大型、自分の指で5本ほどの幅の大満足サイズでした!イエーイ!

自分の指で6本の幅がある大型、自己新サイズ!

これに気をよくした記者は、一旦竿を置いて、皆さんの釣れ具合を調査。

ヤマピーさんはタックルトラブルに見舞われながらも、このサイズを2尾キャッチと、お見事!

見てください、この太さ!加藤美知代さんも良型ゲット!

ミヨシのバトル勢は本当によく釣られます。大抵、流し替え時のファーストヒットは金森さん。流石です。

大阪湾タチウオKINGバトルセミファイナル常連の堂原麻美さん

毛利さんも堂原麻美さんも、コンスタントに掛けられていました。

潮が複雑過ぎた前半から、後半には少し落ち着いて、オマツリも少なくなりました。そして、終了1時間前の11時頃から、ラッシュがきた!小型が多かったですが、アタリが多発するタイミングがあり、皆さんラストスパート!

11時50分、大阪湾タチウオQUEENバトル予選、終了!

11時50分に大阪湾タチウオQUEENバトル予選は終了。参加者は船のクーラーボックスを持って前方に集まり、検量が始まりました。それを見守る女子会参加勢。最後の3名が決まった時、全員で拍手。予選を突破された3名の皆さん、おめでとうございます!

大阪湾タチウオQUEENバトル予選の検量の様子

検量終了後、上位3名のインタビューを終えて、帰港となりました。

帰港後は、上位3名に決勝戦の招待状となる、KINGバトルでも定番のピンクの封筒が手渡され、最後に全員揃って記念撮影。

2回目予選の通過者。右から村上麻子さん、久保嘉子さん、本山淳子さん

楽しくも、競技の緊張感もある、タチウオ女子会になりました。

今まで、競技に興味がなかった女子も、実際今回の様子を見て、腕試しにやってみるか!と思った人もおられるかと思います。もちろん、ライバルではあるのですが、同じステージで切磋琢磨し合うのは、このバトルならでは。記者も腕を上げて、いつか参加してみたいものです。

タチウオ女子会は来年開催予定!QUEENバトル予選は9月10日(水)、KINGバトル予選は各地で絶賛開催中!

タチウオ女子会は1年に1回ですが、女性なら誰でも参加OK!大阪湾タチウオQUEENバトル予選もあと1回、第3回予選が9月10日(水)に開催されます。こちらも、まだエントリー可能となっています。また、本戦である大阪湾タチウオKINGバトルの予選も、各地で絶賛開催中!

大阪湾タチウオKINGバトル公式サイトはコチラ

テンヤタチウオ本番のこれから、ぜひとも、お好きなスタイルで楽しまれてみてはいかがでしょうか。一度ハマると抜け出せないですが、時間を忘れるほど楽しめますよ!

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