【サメの居ぬ間に…アマダイ爆釣】よい人ツ抜けが続々、船長の“シーズン開幕宣言”が出ました!(京都・宮津 新幸丸)
釣り人ならずとも、「若狭グジ」って名前、聞いたことがある方も多いと思います。
これはブランド化された、若狭湾で獲れるアマダイ(アカアマダイ)のこと。
獲れたアマダイ全てがそれを名乗れる訳ではなく、捕獲の仕方(延縄漁や釣り)や大きさ(500g以上)などに条件があり、それらを満たしたモノだけに与えられるブランド魚名です。
このアマダイが、京都・宮津沖で釣れ始めました。
いきなりアマダイよい人ツ抜けの好ダッシュ!
宮津・養老大島の新幸丸では、例年秋から春をアマダイ釣りのメインシーズンとしていますが、8月26日や9月2日の出船では、よい人ツ抜け。
秋を待たずして、シーズン開幕の様相です。
新幸丸の宮立船長の話では「アマダイは狙えば、年中釣れる魚」だそうですが、夏場を避けているのは資源保護の意味もありますが、もうひとつはサメの存在。
水温が高い夏場は、アマダイを掛けても巻き上げ途中にサメに横取りされることも多く、なかなか上まで上がってこないそうです。
そのサメが居る居ないの影響を体現したのが、最近の釣果。

この日は朝からサメによる横取りが頻発。船長がサメの居ないポイントを探し回って拾い釣りをしていき、アマダイはトップ12尾、2番竿9尾で船中24尾。
サメにやられて釣果を伸ばせなかった人もいたようですが、サメにやられなければ、よい人20尾以上で、全員がかなり釣果を伸ばせた食いっぷりでした。



この日はサメに1度も取られることがなかったようで、朝からGOODサイズが連発!
サイズも27~46cmで、ご覧のように体高と幅のある40cm前後の大型が多数で、超特大クラスもまじり船中28尾。
よい人12尾のツ抜け達成で、少ない人でも型揃いを3尾と、土産は十分でした。

▲46cmを頭に40cm前後の大型が揃った好釣果
船長も「この日は全く(サメにアマダイを)取られなかったので、サメさえ居なくなれば、アマダイの食いは活発なので、これからがチャンスかな」と、シーズン開幕宣言とも受け取れるコメント。
鬼の居ぬ間に…ではないですが、サメの居ぬ間にアマダイ爆釣!
例年のパターンでは、これからサメの被害もなくなるそうなので、美味しいブランド魚、若狭グジをゲットする絶好機の到来です。
ちなみに、船長の話では「脂の乗りが違う」と言われる、お腹周りが黄色くなってきている個体もまじってきているそうで、これからは極上の食味が堪能できそうですよ。























