【衝撃】シマノの“魔法の生地”がヤバい。イカ墨も水で流すだけって本当…?

釣りウエアは魚の血やイカタコの墨などの汚れや、浸水への対応力が第一だと思っています。

そこで紹介したいのが、シマノの“STAINSHIELD(ステインシールド)”という特殊生地。

2025年に登場したばかりのものなのですが、コレがまあ……すごいんです。

汚れがほとんど付かない「魔法の生地」

2025年シマノ新製品の一部に採用されているステインシールド。その名の通り、ステイン=汚れから守ってくれる特殊な生地。

その防汚効果は、以下の動画を見て頂けると分かりやすいかと。

 

汚れが取れ辛いイカ墨も、水を掛けてササッと流すだけでOK。

開発担当者の話によると、PU、PVCといった従来の生地よりも汚れがつきにくく落ちやすいのだとか!

いやぁ、時代の進歩ってすごいですねぇ…。ただ、この生地のすごい所はそれだけじゃないんです。

従来生地より非常に軽量

そう、めちゃくちゃ軽いんです。

従来の防水生地を使用したウエアと天秤比較してこの通り(どちらも上下セットで比較しています)。ステインシールド生地が軽いがゆえ、グーンと高い場所に。

この天秤を吊り合わせるために必要なのが、500mlの水と水汲みバケツ。

このオモリを掛けたとて完全に吊り合うのではなく、まだ少しステインシールド製ウエアの方が軽いのにも驚き。

実際に手に取ってみると、PVC生地のウエアを着ていた今までの自分を思うとゾッとしてしまうくらい軽い。

重いウエアで1日釣りをしているとドッと疲れませんか? 特に、サロペットを支えて、そのうえジャケットの重さも乗っかる肩がつらいんです。

これだけ軽ければ、確実に肩への負担が楽になると思うんです。

アパレル業界に務めていた筆者の目線

筆者は以前、9年ほどアパレル業界に務めていたので少々服には知識がありまして。

△このマークが目印!

で、その視点から見た、少し込み入ったアパレルの話。

従来のPVCやPUは素材の特性上、“縫製する”ということができないので、圧着して服の形を作るんですね。

このデメリットが1つあって、縫えないのでハギと呼ばれる服のパーツ分けができず、のっぺりとしたデザイン・着心地になってしまうのです。

で、今回登場したステインシールドは縫えるので、一般的なウエア同様、立体的で着心地のよい仕立てができるんです。つまり、着心地もさることながら、スマートで見栄えのいいウエアに仕上がるという訳。

▲着心地が良い=キャストやリーリングもしやすい立体的な形に仕上がる

縫うことで心配になるのが”縫い目からの水の侵入”。その点も抜かりなく、縫い目の裏からシームテープを貼り付ける(この技術も実はスゴイ)ことで解消。

着心地をアップさせつつ、防水性も確保した画期的な作りになっているんです!

「ULイージーケア」に注目!

出典:シマノ

今回紹介したステインシールド生地は、「ULイージーケア」と名前の付いたアイテムに採用されています。

オールシーズン着用できるようにデザインされているので、1着あればOKというのも嬉しいポイント。

これから秋~春に持って来いのウエアなので、ぜひ、釣具店でその軽さとデザイン性のよさを試してみてはいかがでしょうか。

シマノ公式「ULイージーケア ジャケット 05 [RA-040Y]」詳細ページはこちら
シマノ公式「ULイージーケア ビブ 05 [RA-041Y]」詳細ページはこちら

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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