大阪湾タチウオKINGバトルの予選が各地で開催されていますが、テンヤラバーの皆さんはもうエントリーされましたでしょうか?
2025年の予選総数は88回(予定)で、この記事を作成している9月9日時点で、22回の予選が終了しています。
記者は運営側なのでエントリーすることはできませんが、状況が気になるので、予選の取材には毎年出掛けていました。今年も9月7日(日)に兵庫・須磨のDAIYUMARUの予選に潜入してきました。
その時のレポートは↓コチラ↓
この日のエントリーは6名。本来はここに5名もエントリー予定だったのですが、その5名はすでに予選を通過しており、エントリーされずに乗船されていました。ということは、すごいメンツが揃っているということです。
そんな中で、ぶっちぎりの53尾のタチウオをキャッチした、小牟田俊寿さん。

11代目タチウオKINGで、誰もが認める「タチウオの変態」。そんな小牟田さんに、当日の状況、攻め方を教えていただきました。
当日のターニングポイントは3つ。①潮止まりまでの前半、②中盤の潮止まりの時間、③潮が動きだしてからの後半。

①潮止まりまでの前半
朝イチは底から10mほどの浮いたスポットがアタリダナだったそうですが、活性は低かったため、50cmずつ上げる丁寧でソフトなジャークで拾い釣りをされたそうです。
そして徐々にタナが底付近に変わったタイミングで活性が上がったそうで、そこからは50cmの強めのジャークに切り替えてて、コンスタントにキャッチ。

②中盤の潮止まりの時間
この時間帯は、船長が「我慢の時間ですけど、転流で潮が動きだしたらまた釣れますので、それまで頑張ってください」と言うほど、反応が薄い時間でした。そんな中でも、タチウオが口を使う誘いはないかと攻めた小牟田さん。リアクション効果を意識して、クイックなフォールを交えたジャークを多用して、狭いタナの中でいかに口を使わせるかを意識して攻めたそうです。
③潮が動きだしてからの後半
潮止まりからの動きだしが10時頃。誘いは②の時のまま、極力狭いアタリダナでステイを長めに取ると、コンスタントにアタリを出すことができたそう。アタリがないと思ったら、こまめにエサを交換し続けるとアタリが出るようになり、こちらも奏功したそう。
この時間帯のヒットシーン
この投稿をInstagramで見る
そう、小牟田さんはエサはサンマのみで、テンヤも船太刀魚テンヤ TG フッ素コーティングフックの妖艶グローのみだったのです。

その理由は、迷わないためということもあるが、この日は単純に他を使う必要がなく、順調に釣れたからだそう。エサは、まだ使えそうに見えても、どんどん新しいエサに交換しているのが印象的でした。
また、活性の低い時間帯や、アタリがなくなったと感じた時、「テンヤをしっかりと止めて見せる」ことを意識するのが、今回のキーになったと話されていました。
現在は季節的には高活性時期ですが、冬場などの動きに鈍いタチウオをテンヤに追いつかせるためにロングステイは多用されるそうですが、一時的に低活性状態のタチウオにも有効なんですね。
■小牟田さんのタックル
リール:フォースマスター400
テンヤ:船太刀魚テンヤ TG フッ素コーティングフック・妖艶グロー
なかなかクセの強い今シーズンの神戸沖ですが、上手く攻略できて良かったです!
リアクション効果を意識した誘いと、即掛けを徹底したことが勝因かと思います。
セミファイナルもこの調子で頑張ります!!

小牟田さん、おめでとうございます!
小牟田さん、詳細にご解説いただき、ありがとうございました。セミファイナルも頑張ってください!
大阪湾タチウオKINGバトル予選は、10月19日まで絶賛開催中!ぜひエントリーして、ハイシーズンのテンヤタチウオ釣りを楽しんでくださいね!
大阪湾タチウオKINGバトル公式サイトは↓コチラ↓

























 
	 
	 
	