歴代タチウオKING実釣会、10代目KING・樋口輝さんがレポート!

寄稿:樋口輝

樋口輝(Hikaru Higuchi) プロフィール

大阪湾タチウオKINGバトルの10代目KING。テンヤタチウオをはじめ、イカメタル、タコゲーム、カットウフグ、キス、サビキメバル、ルアーはライトゲーム、エギングなど、ゲーム性の高い釣りはオールジャンル楽しむアングラー。テンヤタチウオで得意なスタイルは即掛け。平成4年生まれ。シマノフィールドテスター

皆さん、こんにちは!樋口輝です。

8月28日(木)、歴代タチウオキングによる講習会「歴代タチウオKINGに学ぶ!!レクチャー&ミニトーナメント実釣会」が大阪・泉佐野の上丸さんで行われ、私は10代目タチウオKINGとして講師役で参加しました。

上丸の詳しい情報を見る

参加者は12名。4時頃に集合し、4時30分に出船。

今回は、初めての方から超ベテランの方まで参加されていたので、何か1つでも次回の釣行のお役に立てたらと思い、その人のレベルに合うようなアドバイスをさせていただこうかと思いました。

上丸さんといえば、やはりサイズ狙いということで、ポイントは洲本沖へ。

しかし潮流がややこしく、とても釣り辛い状況。夏場の洲本沖は2枚潮がキツい時が多いみたいです。

参加者の中には、「人生初めての釣り」という方がいらっしゃったので、まず最初にレクチャーをさせていただきました。

初めての方にオススメな誘いはストップ&ゴー。とても簡単で、釣れる誘いなのでオススメです!

ハンドルで2回転回して、1〜2カウントほど止める。アタリが出れば巻き続け、ティップが引き込めばアワセを入れる。

何と、初めてにも関わらず、早々にメーター級をキャッチ!

キーになったのは、底のタナとしっかりとしたテンヤのアクション

今回、1日通して攻略のキーとなったのが、2枚潮の影響でアタリもボケて小さく、追いも悪め。アタリダナもベタ底に集中していたので、とにかく着底させないとタチウオまで届きません。

着底を感じたら、なるべく糸フケを取り、大きくロッドアクションをすることで動きがテンヤに伝わり、タチウオにアピールでき、アタリが出ます。

テンヤがしっかり動けばよいアタリが出るし、動かなければアタっても弱々しいアタリになります。アタった後にモタレを感じながら上へ連れて行くと、段々とスイッチが入り、掛けやすいアタリが出ます。

即掛けだと掛かりが悪そうだったので、しっかりとアタリを見極め掛けていくことが大事だなと感じました。

釣果の方は、流石の上丸さん!名物、大型タチウオの姿はたくさん見られ、中にはドラゴンまで姿を現し、皆さんご満悦でした。

早掛けなどのイベントも行われ、盛り上がりました

歴代タチウオKINGによるこの講習会ですが、歴代によって、釣り方のスタイルも違うし、考え方も違います。それぞれのスタイルを勉強できるよい機会だと思いました。

なかなかこんな機会もないと思いますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!

講習会についての詳しい記事はこちらもチェック!

タチウオ釣りが上手くなりたい人、集まれ!歴代タチウオKINGとの実釣イベント開催!

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!