これからカワハギ釣りのハイシーズン!
特に船釣りはこれからどんどん型もよくなり、数も狙えるシーズンを迎えます。
数が狙えるシーズンだからこそ、美味しく持ち帰りたいですよね?
そこで今回は、前回ロケでご一緒したシマノフィールドテスターの佐々木健仁(たつひと)さんに、「美味しく持ち帰るための処理の方法」を教えていただいたのでご紹介!
カワハギを美味しく持ち帰る方法
佐々木さんに教えてもらった方法はすごく簡単。慣れれば1尾10秒も掛からず処理ができてしまいます!
必要なモノはたったの2つ! 使い方は後ほど詳しく紹介します。
①エアー抜きニードル
②ハサミorナイフ
まずは、釣ったカワハギを元気に泳がせるため、水圧によって膨れた浮袋から、「ニードル」という専用の器具を使って空気を抜いてあげます。これを「エアー抜き」と言います。
ニードルを刺す位置は、肛門よりやや顔寄りの場所。ニードルを刺して「プシュッ」という空気が抜ける音がして、お腹がへこんだらOK!
この処置は、生きたままカワハギをリリースするためにも必要になります! カワハギ釣りを楽しむ人は必ず覚えておきましょう!
続いて、カワハギのエラを切ります。
エラを切りやすくするために、小さなエラ蓋から刃物を入れてエラを見えるようにします。
その後、エラをカットして血が出る状態にします。
ここまでの処理は、両方あるエラの片方だけでOK!
この状態で水の中に入れると、心臓がポンプの役割を果たしてくれるので、血を出しながら泳がせることができます。
そうすることで、キレイに血抜きをすることができます。
かわいそうですが、こうすることで真っ白な身と、肝を味わうことができるんです!
次回釣行時にお試しを!
以上! 佐々木さん直伝の、カワハギを美味しく持ち帰るための締め方でした!
これから肝も大きくなってくる季節。まっしろな身、そして肝を堪能してみてくださいね!