【プロ直伝】カワハギを真っ白な身、肝で持ち帰るための「締め方」を紹介

これからカワハギ釣りのハイシーズン!

特に船釣りはこれからどんどん型もよくなり、数も狙えるシーズンを迎えます。

数が狙えるシーズンだからこそ、美味しく持ち帰りたいですよね?

そこで今回は、前回ロケでご一緒したシマノフィールドテスターの佐々木健仁(たつひと)さんに、「美味しく持ち帰るための処理の方法」を教えていただいたのでご紹介!

佐々木 健仁(Tatsuhito sasaki) プロフィール

神奈川県在住。シマノフィールドテスター。カワハギ、マルイカなどの関東で人気のライトゲームを主体に楽しんでいるが、最近はテンヤタチウオに熱中。カワハギ釣りでは、全国規模の大会で優勝するほどの腕の持ち主。理論的なアングラーに思われがちだが、実は感覚派らしい。

カワハギを美味しく持ち帰る方法

佐々木さんに教えてもらった方法はすごく簡単。慣れれば1尾10秒も掛からず処理ができてしまいます!

必要なモノ

必要なモノはたったの2つ! 使い方は後ほど詳しく紹介します。

①エアー抜きニードル
②ハサミorナイフ

①カワハギのエアーを抜く

まずは、釣ったカワハギを元気に泳がせるため、水圧によって膨れた浮袋から、「ニードル」という専用の器具を使って空気を抜いてあげます。これを「エアー抜き」と言います。

ニードルを刺す位置は、肛門よりやや顔寄りの場所。ニードルを刺して「プシュッ」という空気が抜ける音がして、お腹がへこんだらOK!

この処置は、生きたままカワハギをリリースするためにも必要になります! カワハギ釣りを楽しむ人は必ず覚えておきましょう!

②エラを切る

続いて、カワハギのエラを切ります。

エラを切りやすくするために、小さなエラ蓋から刃物を入れてエラを見えるようにします。

その後、エラをカットして血が出る状態にします。

ここまでの処理は、両方あるエラの片方だけでOK!

③水の中に戻してあげる

この状態で水の中に入れると、心臓がポンプの役割を果たしてくれるので、血を出しながら泳がせることができます。

そうすることで、キレイに血抜きをすることができます。

かわいそうですが、こうすることで真っ白な身と、肝を味わうことができるんです!

次回釣行時にお試しを!

以上! 佐々木さん直伝の、カワハギを美味しく持ち帰るための締め方でした!

これから肝も大きくなってくる季節。まっしろな身、そして肝を堪能してみてくださいね!

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