船酔いする人必見!「席選び」で決まる船酔いリスク回避術

最高の釣り日和でも、船酔いでダウンしては元も子もありませんよね。実は、船酔いは「運」だけでなく、船のどの位置に座るかで大きくリスクを軽減できるんです。

船酔いを避けるカギは、船の席ごとの「揺れ方の特性」を知り、自分の体調に合わせて席を選ぶことです。

船酔いリスク最低!揺れの中心「胴の間」を狙え

船酔いが心配な方が真っ先に狙うべきは、船の中央部分にあたる「胴の間(どうのま)」です。

胴の間は船の揺れの支点(中心)に最も近いため、上下・左右の揺れが割と小さく、安定しています。

船酔いの主な原因である「揺れのズレ」が起きにくいため、初心者はもちろん、船酔いしやすい方も最も快適に過ごせる場所です。 安定しているため、遠くの水平線を見て視線を安定させると、さらに快適に過ごせます。

上下動が激しい!船首「ミヨシ」の特性

ミヨシ(船首)は、ベテランアングラーに人気ですが、船酔いのリスクは高めです。

波を直接受けるため、上下動(ピッチング)が最も激しくなります。胃が浮き沈みするような感覚になりやすく、船酔いを誘発しがちです。

揺れが激しいため体力を消耗しがちですが、もし気分が悪くなったら、キャビンにこもらず外に出て新鮮な風に当たるようにしましょう。閉め切った場所よりも気分が紛れます。

横揺れ注意!船尾「トモ」の特性

トモ(船尾)は船長に近いため人気。縦揺れが少ないため、船酔いが心配な方にもオススメ。

ですが、船の排ガスが流れてきやすいこともあり、苦手な方は注意が必要です。

席選びは戦略!船酔い回避の鉄則

席選びは、単なる運ではありません。釣果を狙うベテランは潮の流れ(潮上)を読んで席を選びますが、船酔いを避けたい初心者は「揺れが最も少ない場所」を選ぶことが最優先です。

最優先席:胴の間(船酔い薬の効果を高めるためにも、ここに座りましょう)。
船酔い薬:必ず乗船30分前に服用し、酔う前に備えること。
船上の行動:スマホや本など、手元を見る作業は極力避けてください。

分からなければ、気軽に船長に相談してみましょうね。

知識と準備で船酔いの不安を解消し、秋の船釣りハイシーズンを存分に満喫しましょう!

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