エギングシーズン真っ盛り!
各地ではアオリイカを狙って、エギをシャクるシーンが見られます。
アオリイカは釣って楽しく、食べて美味しい、数いるイカの中でも人気最上位クラスのターゲットです。
今回は、そんなアオリイカの魚体に、パンダが出現するシーンに遭遇したので紹介します。
エンペラにパンダが出現!
分かりますか?
このアオリイカに、パンダがいるのが。
エンペラをよ~く見てください。
点在する小さな黒点とは違って、左右には大きくハッキリと出ている左右の2つの黒点。
これ、パンダの耳や目の黒い部分をイメージして、「パンダマーク」と呼ばれています。
パンダマークが見られたらチャンス!
アオリイカは活性や状態によって、体色が変わるのですが、このパンダマークは常時出ている訳ではありません。
パンダがエンペラに現れた個体でもすぐに消えますし、別のアオリイカを釣った時には、それが現れるとも限らないんです。
では、どんな時にパンダが現れるのか?
先日、京都府舞鶴の岩崎渡船でエギングのアオリイカを狙う機会があったのですが、これが釣れた時、船長は「今、チャンスやで!」と言ったんです。
アオリイカを狙うエギンガーや、船長たちの間ではよく知られたことですが、この黒いパンダマーク、実は【警戒のサイン】。
アオリイカは群れでいることも多いのですが、この体色を使ったサインで、周りにいる群れに注意促しているんです。
となると、釣り人側からすれば、「今釣れたポイント付近に、まだアオリイカの群れがいるぞ!」となる訳です。
実際、この直後、バタバタっとアオリイカが同じようなポイントで連発しました。

▲黒までいかず、茶色ですが、これもパンダマークが出ています
イカのエンペラに出る可愛らしいパンダマークですが、釣り人にとっては、まだまだ釣れる大チャンス!
知らなかった人は、次からアオリイカが釣れる度にエンペラを観察してみてください。
パンダがいれば、ニヤッとなりますよ!