
中山 武嘉(TAKEYOSHI NAKAYAMA) プロフィール
皆さんこんにちは! 中山武嘉です。
10月2日(木)、歴代タチウオKINGによる講習会「歴代タチウオKINGに学ぶ!!レクチャー&ミニトーナメント実釣会」が大阪・泉佐野の上丸さんで行われ、私は8・9代目タチウオKINGとして講師役で参加いたしました。
今回の参加者は25名。「大阪湾タチウオKINGバトル」の常連組から、年に1度だけタチウオテンヤ釣りに行かれる方など、実にさまざまでした。 ご参加いただいた皆さん全員が、ベテラン・初心者問わず「今日で成長できた」と思えるようなアドバイスを心がけました。
良型が好調な洲本沖で「オマツリをいかに避けられるか」をレクチャー
数日前から洲本沖の釣果は上向きで、連日いいサイズが上がっていると耳にしていました。 ポイントへ向かう船内からは「数も釣りたいけど、やっぱりドラゴン級を釣りたいな~」という声が聞こえてきます。普段、なかなか思うように良型を釣れない私は、かなりのプレッシャーを感じていました(笑)。
ポイントは洲本沖。上丸さんといえば、やはりサイズ狙いです! 当日の潮は二枚潮、三枚潮が効いた難しい状況だったため、まずは「オマツリをいかに避けられるか」を重点的にレクチャーしました。
潮上に向かってキャストしてもらい、周りの方との糸の角度に注意しながらタナに到達させ、その後はできるだけ素早く糸フケを取っていただくようお願いしました。
この基本を徹底することでオマツリを回避できると、船内のあちこちですぐにアタリが出始め、電動リールの巻き上げ音が鳴りやまない状況に。 さらに、「底付近まで落として探るタナを広く取ること」「テンヤを逃がすイメージで、遊泳力のある大型タチウオを狙ってほしい」と伝えたところ、見事に良型が連発する結果に繋がりました。
船内イベントとして早掛け勝負や最大長寸ダービーも行われ、皆さんが狙い通りに大型を釣り上げてくださったこともあり、最終釣果はメーターオーバーだけでも40尾近くに達しました。参加者の皆さんには、きっと満足していただけたかと思います。
私の普段の釣法は「即掛け」がメインですが、講習の合間に少し竿を出させていただき、大型狙いの釣法を試したところ、ひと流しでメーターオーバーが2尾ヒット。大型を狙うことで、釣れるタチウオのサイズが格段に上がることを改めて実感し、講習会を通して私自身も成長の機会を得ることができました。
最後に、この講習会は、歴代KINGそれぞれの多様な釣りスタイルや、普段は聞けないような話を間近で聞ける最高の機会だと強く感じました。
次回は10月16日(木)に、昨年優勝された12代目KING・坂匠さんの講習会を開催予定です。 タチウオテンヤ釣りを始めて、わずか1年で頂点に立った坂さんの技術や考え方を直接聞ける、またとない機会になること間違いありません!
ぜひ、皆さんのご参加を心よりお待ちしております!
お問合せ、参加申込は、上丸さんまで。