より軽快に、高感度に進化。人気ロッド「アルシエラ 落し込み」が5年振りにリニューアル!

シマノの人気ロッド「アルシエラ 落し込み」が、5年振りにフルリニューアル!

25 アルシエラ 落し込み【シマノ】

発売中

出典:シマノ

スペック

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(税別)
64M230 2.30 2 192.3 423 2.4 40-150 367 DOWNLOCK 56.6 100,000円
64MH250 2.50 2 212.4 470 2.2 50-180 367 DOWNLOCK 50.2 103,000円
73MH240 2.40 2 202.4 445 2.2 50-200 367 DOWNLOCK 63.9 103,000円
73H230 2.30 2 192.5 476 2.4 80-200 367 DOWNLOCK 56.6 103,000円

※フェルール内で継いでいます。
※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。

シマノ公式「アルシエラ 落し込み」詳細ページはこちら

最上位モデルの高感度穂先を継承

今モデルより、シマノの最上位落し込みロッド「チェルマーレ 落し込み」に搭載されている高感度穂先を継承。

その感度の高さは、ベイトが付いたのが分かるだけではなく、「外れたこと」までも分かるほど。怯え暴れだすベイトの挙動を明確に穂先で表現してくれるので、ヒットの瞬間に備えることができます。

強靭なブランクス

スパイラルXコア&ハイパワーXのブランクスは竿のネジレを排除し、強靭な粘りとパワーを発揮。大型魚とのファイトを有利にしてくれます。

軽量化と軽快な操作性を実現するEVAリアグリップ

圧倒的なパワーを誇る大型魚とのファイトでは、竿尻をお腹に当てて体重をかけて体幹の力を駆使します。その際、アルミ製ギンバル&ファイティングボトムは必須……という当たり前にとらわれず、EVA製のリアグリップを採用することで軽量化を実現。

竿尻を脇に挟んで仕掛けを落し込み、ベイトを喰い付かせ、そのまま大型魚を喰わせてファイトするといったヒットまでの一連の操作性が向上しました。

またリアグリップ後端を太く設計することにより、竿尻をお腹に当てても痛くなりにくく作られています。

大物にも安心。高強度なグリップ周り

大型魚とのファイトはバット部の粘り強さがキモ。

「アルシエラ 落し込み」のジョイント部には進化したタフバットフェルールを採用しました。リールシート内を貫通するカーボン素材に、可能な限り肉厚化し強度を高めたカーボン製フェルールをジョイントすることで、ロッド強度の大幅アップしている……と。

高橋 哲也氏のインプレッション

アルシエラ落し込みには4つのアイテムがあるんだけど、自分の中では、良く曲がる64M230が特に好きなんですよ。なぜかというと、ドラグを締めたいし、糸を出したくないから。落し込みはサビキ仕掛けを使うので大型魚を狙うにしてはハリが小さく仕掛けも華奢だし、魚礁や沈船、岩礁地帯なんかに突っ走られて根ズレしやすい。軟らかい竿にドラグを締めると、糸が出ないので魚の位置が変わらず根ズレしづらいし、竿が曲がってくれるから仕掛けが切れたり、口切れなんかもしにくいので結果として大物が獲りやすいんですよ。ドラグ設定は自分の手でラインを強く引っ張れば出るけど、魚が引いても出ないくらいには締めてますね。(※高橋さんの参考値:ドラグ力設定9.5kg)

穂先はチェルマーレ落し込みから受け継いだ高感度タイプです。この穂先の性能を活かすためには仕掛けのフォールが大事ですね。仕掛けの降下スピードとスプールの回転が合っていないと穂先がバタバタするじゃないですか。そうなるとベイトが掛かったのも分かりにくいし、せっかく掛けたベイトが外れやすい。だから穂先を少し下げて、サミングで降下スピードにスプールの回転を合わせてバタバタしないようにする。穂先を暴れさせることなくフォールさせればベイトが付いたのもよく分かるし、速やかに海底まで送り届けてデカい魚が喰うのを待てますからね。高感度穂先のメリットがより活きてくると思います。

竿の特徴でいえば、今回はギンバルを使わずにリアグリップをEVAにして、かなり軽くなった。1日竿を持って釣るから軽いに越したことはないし、EVAグリップを脇に挟んで両手で竿を構えることで操作性が良く、フォール中の仕掛けも安定するし、ベイトの付きも分かりやすい。ベイトが付いたのが分かればそのまま落としていってデカい魚が喰いつくのを待って、喰ったらアワセを入れて巻きに入るといった一連の動作が手持ちだと特にやりやすいよね。デカい魚が喰ってきた場合、一気に竿先が下がっちゃってしばらくその体勢を維持しなきゃならないけど、ちょっと引きが緩んだ瞬間に竿尻をお腹に持っていく。これもね、軟らかくて曲がる竿だと体勢を立て直しやすいんですよ。

獲物がデカくなると竿の曲がりの頂点がどんどん手前に寄ってきて、グリップのチョイ上にくるんだけど、タフバットフェルールが入っていると強度が上がっているから安心感が違う。置き竿でも、魚が掛かるとグリップの方へ曲がって追従してくれるので、ハリのスッポ抜けとかハリス切れなんかもしにくいよね。

竿っていうのは人それぞれの体格や体力、使う仕掛けや釣り方、好みに合わせて選んでもらえればいいんだけど、今まで使ったことのない調子を試してみるのもおすすめです。バラしが減ったり、これまで獲れなかった大きな魚が獲れたりすることがありますからね。

出典:シマノ

落し込みロッド比較

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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