先日お伝えした、須磨「仙正丸」で開催された「大運動会みたいなタチウオ釣り大会」。 その楽しさ溢れる雰囲気はレポート記事でお伝えしましたが、ここでは気になる大会の詳細と、熱戦を制した入賞者たちの結果を詳しくお届けします!
「大運動会みたいなタチウオ釣り大会」って?詳しくはこちら!
当日の大会は、右舷を「白組」、左舷を「赤組」としたチーム対抗戦。各競技で得られるポイントと、チーム全員で釣り上げたタチウオの総数で勝敗を決定。各競技には個人賞も用意され、参加者のモチベーションを盛り上げました。
【プログラム①:早掛け賞(全4回)】 合図と共に一番早くタチウオを釣り上げた選手にチームポイント10点と、ビールが進呈されました。

早掛け賞をゲットした小路さん

同じく早掛け賞の大貝さん
【プログラム②:騎馬戦風対決】 右舷と左舷の対面の選手同士による5分間一本勝負!先に釣り上げた方が勝ちとなり、勝者にはチームポイント10点とシマノオリジナルグッズが贈られました。
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この動画の勝負が印象的でした。仙正丸の常連で竿頭率の高い大森さんと粉川さんのオオドモでの最終対決!同時にヒットして、バラさずに上げてきた大森さんの勝ち!
この対決は白組が見事勝利!
【プログラム③:チーム対抗リレー】 船長指名の選抜3名による花形競技。
●赤組:シマノスタッフ仁井さん、粉川さん、長谷中さん
●白組:シマノスタッフ井上さん、東元さん、大森さん
運動会最後を飾るプログラム。選抜3名がミヨシに集まり、タチウオを釣ってバトンを渡す勝負。1人の持ち時間は5分で、全員が注目するプレッシャーの中での勝負となりました。

白組スターターのシマノスタッフの井上さん。見事な腕前で開始早々に良型をキャッチ!

アンカーの大森さんが逃げ切り、白組勝利!

赤組第二走者の粉川さんもナイスサイズをゲット

勝負には負けたものの、最後まで諦めなかった長谷中さんもゴール!
大変盛り上がった最終のリレー。勝ったチームに20点が加算されるこの勝負も、見事なチームワークで白組が制しました。
全ての競技を終えて帰港、運命の結果発表へ。 チーム戦は、競技で着実にポイントを重ね、釣果も伸ばした白組の圧勝という結果になりました!
白組の皆さんにはチーム賞として、シマノ「サーベルマスター船テンヤβ」を、残念ながら敗れてしまった赤組の皆さんにも女将お気に入りの「長田ばらソース」が進呈されました。
そして、栄えある個人賞の発表です。
【大物賞】広田さん(92.5cm)
競技スタートの7時、右舷ミヨシの釣り辛い釣座ながら、第1回目の早掛け賞をゲットした広田さん。その1尾は水深70mから10mほど上げたタナで釣れたそうで、その1尾をヒントに投入した2投目に仕留めたのがこのサイズ。お見事です!
良型を釣り上げた広田さんには、副賞としてシマノのハイエンドロッドの今年発売されたニューモデル「サーベルマスターエクスチューンテンヤ64MH195」が贈られました!
【大漁賞】東元さん(32尾)
右舷ミヨシから2番目の東元さん。大阪湾タチウオKINGバトルの7代目KINGの実力者で、仙正丸の常連でもあります。
東元さんの話では、前半の洲本沖では弱いアタリで追いも悪め。ただ、短時間ながら明確なアタリがでるタナがあり、集中して攻めて数を重ねたそう。誘いはジャーク&ステイ。
その後、アカマツに移動。ジャーク&ステイで誘うも反応がなく、速巻きのストップ&ゴーに変更したところ、明確なアタリに変化し、即掛けで対応。アタリダナは底から10〜15mで、巻き数やスピードに変化をつけることで、アタリが継続して数を伸ばすことができたそうです。
テンヤは船タチウオテンヤSS TGのグロー中心、エサはサンマのみ。
当日のターニングポイントを聞くと、「アカマツでスローな誘いから、リアクション狙いの誘いに変えたこと。活性が低く、アタリが小さい時はスローな誘いになりがちですが、逆にリアクション狙いの誘いが有効な場合があります」とのことなので、皆さんもご参考に!
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テクニカルな状況の中、32尾という圧倒的な釣果を叩き出した東元さん。副賞としてシマノの大容量クーラーボックス「スペーザ ライト 350 キャスター」を獲得です!
大物賞の2位、3位にも、お米やビールなどの賞品が用意されていました。

大物賞2位の中川さん

大物賞3位の長谷中さん
最後に、全員参加のじゃんけん大会!これが一番盛り上がるやつです(笑)。お米5kgとマグロ1.2kg、神戸牛が勝者に手渡されました。

じゃんけん大会で神戸牛をゲットした平野さん。女将より贈呈!
入賞された皆様、本当におめでとうございます! そして、素晴らしい戦いを見せてくださった参加者の皆様、お疲れ様でした!