イカやタコの軟体系は日本人の大好物。
釣りでもグルメでも、イカとタコは大人気ですね。
「釣りのターゲットのイカ」と言えば、近年はエギングのアオリイカと、イカメタルやオモリグなどで狙うケンサキイカが真っ先に思い浮かぶと思いますが、これらはせいぜい胴長50~60cm、重さで言えば5~6kgほど。
これらのイカよりデカくなる、釣りで狙える日本近海最大クラスのイカって知ってますか?
日本近海最大級のモンスタースクイッド、ソデイカ
オフショアから狙うイカファンなら、ご存じの方も多いかもしれません。
そう「ソデイカ」です。
釣り人なら和名の「ソデイカ」よりも日本海側での通称「タルイカ」の方が馴染みがあるかもしれません。エリアによっては、「アカイカ」とも呼ばれたりもします。
このイカ、おそらく日本近海の釣り船で狙える最大クラスのイカ。
大きいモノでは胴長1m前後にもなり、重さは優に10kgオーバー。

▲シーズンに入れば、10kgはもちろん、13、14kgの特大サイズも毎年上がっている
中には、20㎏に迫るような超大型の実績もあるそうです。
想像してください、「レッドモンスター」と呼ばれる大型のアオリイカでも強烈ですが、その倍以上の巨大なイカの引き、そして重量感。
もう体感した人でないと想像がつかないくらいのレベル。超ド級です。
そんなでっかいイカが、今年もシーズンを迎えようとしています。
釣り方は、天秤仕かけや胴突き仕かけから伸びたハリスの先のイカ串にサンマやスルメイカを刺したエサ釣りスタイルや、イカメタルゲームの大物版とも言える「タルイカジギング」など、エリアによって異なりますが、ライトジギングタックルにタルイカ用ジグで狙うスタイルが近年の人気となっています。
日本海側では、遊漁船がこのイカを狙うエリアも多々あるので、釣れ出したエリアに出掛けるのがオススメです。
10月中旬時点では、各エリアともに出船し始めた、という感じですが、群れが入れば一気にヒートアップしてくるのが例年のパターン。
いきなりXデーが到来するということも十分あり得ます。
イカメタルゲームのケンサキイカはシーズンが終了した感が強いですが、これからはモンスタースクイッドと対峙できる最大のチャンスですよ。
タルイカ狙いに出船のオススメの船宿
タックルや釣り方等は、後日公開の続編で紹介します!