【美味魚祭り!】タチウオとシロアマダイを狙う、海南「KAISHIN」の極上リレー便!
”食欲の秋”にふさわしい「タチウオ」&「シロアマダイ」の豪華リレー便
会社の釣り仲間での釣行会。
皆の希望を聞いていると、釣りものが決まらないので、私の勝手な判断で、和歌山・海南「KAISHIN」の神田船長に予約を入れ、タチウオ&シロアマダイのリレー便を企画しました。

▲海南のKAISHIN
大阪市内を4時に出発、阪神高速湾岸線から阪和道、海南東ICで降りて、国道42号で、冷水(しみず)港に、5時半到着(海南ICからだと5分)。
前日に前線が通過し午後から北風が強くなる予報ですが、猛暑が和らぎ、秋の気配が漂ってきました。準備をして6時に出船。私の釣座は左舷ミヨシ。
船長から朝はタチウオを狙って、昼前からの潮にあわせて、シロアマダイを狙おう!との予定。
「タチウオ」狙いからスタート!
まず船は北上し、友ヶ島を越えて、「赤松」のポイントへ!
本日のタックルは、竿は「極鋭タチウオテンヤSP73-190AGS(ダイワ)」、リール「シーボーグ200JDH(ダイワ)」で道糸はPE2号。
水深90m、エサは持参したイワシとサンマ。魚探の反応は底から15mまでとのアナウンス。潮が濁っているので、グローの40号テンヤ、エサはサンマでスタート。
着底して2m巻き上げ、そこからストップ&ゴーで止めた竿先にアタリ、ハンドルを1回転させて竿先が下がった瞬間に合わせました。
船中ファーストヒットで、巻き上げると幅指3本の本年第1号のタチウオです。テンヤを紫ゼブラ、エサをイワシに変えて落とし、底から、ストップ&ゴーで誘い上げるとすぐにアタリが出ますが、掛けずに誘い上げると、大きなアタリ、食い上げてきたところで合わせて2尾目を取り込みました。
当日は活性が高く、テンヤの色、エサ(イワシ・サンマ)に関係なく、底から10mまででアタリが出続けます。私の隣で釣っていた前垣氏の竿が大きく曲がりました。
途中、何度か暴れて上がってきたのは、幅指3本半の良型。他のメンバーの竿も次々に曲がります。
8時を回った頃から活性が下がり、他のメンバーが釣れなくなる中、私は竿先に集中し、小さなアタリを逃さずに掛けていきます。
11時を回ったところでタチウオ釣りを終了し、ポイント移動。30分で紀ノ川沖へ到着です。
続いては高級魚の「シロアマダイ」狙い!
シロアマダイ釣りは天秤仕掛け。
竿は「極鋭コンセプトゲームL MH235」、リールは「シーボーグ200J」。
天ビン30cmにオモリは40号、仕掛けはハリス3.5号の1.6m、2本針(遅潮仕掛け)、エサはホタルイカと青イソメを使います。
水深38mの砂泥底に着底したオモリをリールで巻き上げて、煙幕を上げ、その中にエサがある…。
このイメージでゆっくり3m上まで誘い上げてステイ、これを繰り返します。
第1投目で、いきなり本田さんがヒット、35cmの良型を取り込みます。続いて松田さんにもアタリ、無事タモ入れしたのは、38cm。この2人は、オモリを底から30cm程上げて、エサをズル引きしているイメージでアタリがきたとのことでした。

▲釣友たちがシロアマダイをキャッチ!
30分ほど経った時、竿先にアタリ、巻き合わせると、竿先が暴れます。重量感のある引きを楽しみながら慎重に巻き上げ、残り10mでもう一度暴れます(これがシロアマダイの特徴です)。白い魚体が見えて、そしてタモ入れ。38cmのナイスサイズでした。
この後、2尾を取り込みました。
13時頃かり潮が速くなってきたので、2.2mの早潮仕掛け(ガン玉2B付)に交換、誘い上げの中でヒット!ドラグが滑ります。
40cm越えの予感の中上がってきたのは、本日の今日イチ長寸41.5cmの良型でした。 その後、風が強くなり14時半にてストップフィッシングとなりました。

▲筆者が釣り上げた良型のシロアマダイ
釣果はタチウオ幅指3本前後27尾、シロアマダイ35~41.5cm 4尾。
タチウオKINGバトルも予選が白熱していますが、自分の釣りスタイルで、アタリを出し、ドラゴンを夢見ての釣行もよいものです。
大阪湾の秋の風物詩「船テンヤタチウオ」。皆さん楽しんでおられますか?
あわせて、高級魚のシロアマダイ釣りも堪能。タチウオは塩焼きと3枚におろしてお鍋で美味しくいただきました。そしてシロアマダイは塩焼き、脂が乗っていて絶品でした。
和歌山・海南のKAISHINは、こんな贅沢な注文(リレー便)にも対応してくれます。シロアマダイ狙いはまだしばらく出船しますが、この先は、タチウオ~カワハギのリレー便もオススメです。