食欲の“秋”真っ盛り! 釣ってヨシ、食べてヨシの【今、日本海で狙いたいグルメ魚5選】

秋と言えば、「食欲の秋」、「行楽の秋」ですね。

釣り人なら、行楽は“釣行”、食は“釣った魚”に当てはまるのではないでしょうか。

各地ともに多彩な魚種が釣れ盛る好シーズンですが、今回は「今、日本海で狙いたいグルメ魚5選」と題して、現在よく釣れていて、美味しいオススメのターゲットを5つ紹介します。

アマダイ

若狭湾エリアでは、「若狭ぐじ」とブランド化されている高級魚、アマダイ。

日本海側で釣れるアマダイは、アカアマダイが大半です。

天ビン仕かけを使って、エサはオキアミや青イソメなどの虫エサ、ほかにはホタルイカなどを使う場合もあります。

また、エサ釣りだけでなく「アマラバ」と称したタイラバの仕かけでも狙えるので、幅広い層に人気の魚種。

◆オススメ料理

塩焼きや煮付け、焼き霜造りや昆布締め、天ぷらなど何にしても美味しいですが、一夜干しにした干物も絶品です。

◆狙えるエリア

京都府宮津舞鶴、福井県高浜、小浜新港西津などの各釣り船。

オキメバル

春先に狙う船が多いオキメバルですが、実は夏から秋にかけてもよく釣れるターゲット。現在は丹後半島沖の浦島グリで好調に釣れています。

30cmオーバーの尺クラスもよくまじっており、よい人は50~60尾の大釣りもあってクーラーは満タン。

胴突き仕かけに、ホタルイカをエサにして狙うのが主流です。追い食いをさせれば、ズラズラッと鈴なりで上がってくることもあります。

◆オススメ料理

淡白な白身なので、刺し身、煮付け、唐揚げ、塩焼き、酒蒸しなど、いろんな料理にできて、美味さも抜群です。

◆狙えるエリア

京都府宮津などの各釣り船。

ヒラメ

エリアによっては「寒ビラメ」として冬場に狙うことも多いヒラメですが、日本海側では生きエサが取れる晩夏から晩秋にかけてが狙い目です。

ノマセ釣り用の胴突き仕かけに生きエサを付けて狙いますが、現在、エサとなるアジは大きめのサイズが多いので、釣れるサイズもGOOD。60cmオーバーは高確率で、中には70~80cm超の大判ヒラメも上がっています。

ゲストでガシラやアコウなどもまじるので、美味しい魚が多彩に狙えるのも魅力です。

そして、この季節は水温が下がってきて、夏場よりも旨味が増してくるのも嬉しいところです。

◆オススメ料理

刺し身、昆布締め、煮付け、ムニエルなど、ほかに骨せんべいもオススメ

◆狙えるエリア

京都府網野、宮津養老大島里波見、福井県高浜などの各釣り船。

メダイ

メダイは引きヨシ、味ヨシの、釣り人にはタマらないターゲットの1つです。

この時期は「ジャンボメダイ」と呼ばれる80cmオーバーの大型が狙え、中にはメーター前後の超大型もまじる最高の時期です。

天ビン仕かけに1、2本針で狙い、エサはオキアミをメインに、エサ持ちを考慮してホタルイカやイカ短、魚の切り身なども合わせて使うこともあります。

釣り場によっては、ブリやマダイがよくまじって、大物三昧が堪能できます。

◆オススメ料理

あまり鮮魚店などにも出回らず、船釣りをしない方には珍しい魚ですが、刺し身、西京焼き、鍋、煮付け、フライなど、どれも超美味な極上の魚です。

食べたことがない方は、ぜひ自身で釣り上げてご賞味ください。

◆狙えるエリア

京都府網野、舞鶴高野川漁協手前、福井県若狭大島小浜敦賀越前

アオリイカ

5つ目は魚ではありませんが、軟体系で大人気のターゲット、アオリイカです。

エギング、ヤエン、ウキなどを使った泳がせ釣りと狙い方はさまざまで、オフショア、ショアを問わずに狙えるので、船釣り以外にも筏や磯からも楽しめます。

船釣りではティップランやナイトエギングで、1kg前後の大型もまじり始め、よい人は20~30パイの大釣りもあります。

筏や磯ではエギング、ヤエンなどで胴長25cmクラスを頭によい人2ケタ前後釣れています。

◆オススメ料理

刺し身、塩焼き、バター焼き、天ぷら、ほかにも焼きそばやお好み焼きの具材にもバッチリです。

◆狙えるエリア

鳥取各沖、京都府網野宮津舞鶴、福井県高浜町日引神野浦音海和田、若狭大島畑村西村、小浜新港西津仏谷宇久、敦賀色浜越前

 

以上が今、日本海で狙いたい、オススメの美味しいターゲットです。

どの魚種も好調に釣れているので、各エリアの釣果情報を参考に、食べたい魚を狙ってお出かけください。

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