【釣り人革命】ビジター3,980円。宿泊費を削り、釣行回数を増やせる宿「GATE80 マエノリ・アトハク」
これ以上、釣り人にピッタリな宿があるだろうか?
釣りを愛する者なら、誰もが1度は悩んだことがあるはずだ。 夜明け前の早朝出発、あるいは深夜に及ぶ釣行。クタクタの体で長距離を運転して帰る辛さ。
車中泊は安上がりだが、体は休まらない。夏は暑く、冬は寒い。 かといって、ビジネスホテルに泊まるのは「寝るだけ」にしては高すぎる。朝食ビュッフェも、どうせ早朝出発で食べられない。
「車中泊以上、ビジネスホテル未満」。 そんな、釣り人のわがままを完璧に満たす宿が存在する。それが「GATE80 マエノリ・アトハク」だ。
釣り人の時間を邪魔しない「完全セルフ」の自由
この宿の最大の特徴は、釣り人の不規則な行動時間を完全に許容するシステムにある。 まず、フロントは無人だ。予約からチェックインまで、すべてネットとタブレットで完結する。
驚くべきはチェックイン時間だ。なんと「14時から翌朝11時まで」なら、いつでもチェックインが可能。 つまり、深夜0時に到着しようが、夜明け前の朝4時に出発しようが、誰にも気兼ねする必要がない。
ただし、万が一の夜中の対応には時間が掛かってしまうそうなので、できるだけ22時までにチェックインして部屋番号発行を先に済ましておいたほうがベターだ。そうしておけば、自由に出入りすることができる。
これこそ“釣り人が求めていた自由”ではないだろうか?
「これでいい」を追求した、究極のシンプルさ
なぜこんなに自由で、そして安いのか。 答えは、釣り人にとって不要なサービスを徹底的に削ぎ落としているからだ。
部屋にあるのは、ベッド(または布団)、空調、シャワー、Wi-Fi。 ホテルにあるような食事、アメニティ(タオル、歯ブラシ、シャンプーなど)、部屋着は一切ない。 シーツや枕カバーさえ、自分でセットし、チェックアウト時に返却するセルフサービスだ。
だが、それでいい。いや、それがいい。 釣りの後、汗や潮をシャワーで流し、空調の効いた個室で手足を伸ばして眠れる。釣り人にとって、これ以上の贅沢があるだろうか。
価格の安さも注目
「GATE80 マエノリ・アトハク」は会員登録をして年間パスを購入することで、より安く宿泊することができる(最安1,650円~)。
が、注目すべきは「ビジター利用」の手軽さと安さだ。
ビジターなら、平日は1泊3,980円、週末(金、土、日曜日、祝前日)や祝日でも4,980円で利用できる。(※料金は記事執筆時点)疲労困憊で事故のリスクを負いながら帰路につくことや、窮屈な車内で仮眠することを考えれば、この価格は破格と言える。
「GATE80 マエノリ・アトハク」は、まさに釣り人のための「コンビニ宿」。 遠征の拠点として、あるいは釣行後の「アトハク」として、これ以上ない選択肢ではないだろうか。