朝晩が涼しくなってきて、皆さんも秋の釣りを楽しんでおられますか?
12代目タチウオKINGの坂匠です。
10月16日、「大阪湾タチウオKINGバトル」の決勝戦が行なわれる、大阪は泉佐野の「上丸」様にて歴代タチウオキングによる講習会「歴代タチウオKINGに学ぶ!!レクチャー&ミニトーナメント実釣会」が開催されました。
これまでに開催された講習会のレポートはコチラ

今回は12代目タチウオKINGこと私「サカキング」がレクチャーさせていただきました。
今回のテーマとしては、「安全にタチウオ釣りを行うこと」を大前提に、レクチャーしました。そして、タチウオを釣るまでのプロセスを味わっていただき、沼にハマっていただこうというイメージです。
当日のタチウオの様子ですが、この日は朝から雨模様であったり、長潮ということで2枚潮を心配していましたが、船長のポイント選びが秀逸で、朝から大爆釣!誰かしらの竿が常に曲がっている状況が続きました。



このままだとレクチャーする必要がないのでは?というような状況でしたが、中盤前の潮が緩くなるにつれて、やや渋い状況になっていきました。
渋くなってくると、皆さんから「タナが分からなくなってきました」、「アタリが分からなくなってきました」など、いろいろと質問がありました。
テンヤタチウオはタナが分からなくなると、アタリも少なくなっていくため、タチウオを釣るまでのプロセスを辿ることが難しくなってしまいます。
そのため、質問いただいた方と「どうしてタナが迷子になったのか」、「タナを探すためにどうしていくか」と一緒に考えて、タチウオにアプローチをかけていきました。
その後、中盤から後半にかけて徐々にタチウオの活性が上がっていき、どんどん良型のタチウオが上がっていきました。


しかし、ここで気を付けていかなければならないことは「安全にタチウオを取り込むこと」です。特にテンヤは針が大きく、タチウオは刃が鋭いです。無理な抜き上げをすると空中でタチウオが外れてしまい、ケガをしてしまう危険性もあります。
そのため、
①竿を置く
②両手でリーダーを持つ
③ゆっくりとリーダーを持ち上げる
④タチウオをゆっくり取り込む
焦る気持ちはありますが、ゆっくりとリーダーを持ち上げてタチウオを取り込むと、意外と暴れません。

さて、一通りレクチャーが終わったあとは、お楽しみ早掛け対決です!対決ということで、少しピリッとした空気を味わっていただきました。一番最初にタチウオを掛けた方には、「船タチウオテンヤSS TG」を賞品として進呈させていただきました。おめでとうございます!
そしてそして、このままでは終わらない!
なんと!
ななんと!!
ラスト30分前に!!!
125cmのドラゴンが釣れてくれました!!!!
釣られた大山さん、本当におめでとうございます。


序盤の高活性から始まり、安全に楽しく釣りをして、そして最後にはドラゴンと出会えた最高の講習会となりました。
皆さんが笑顔でタチウオを釣っていただけて、感謝とともに涙がちょちょぎれる思いです。
テンヤタチウオ釣りをやってみたいなと思っている方には、今シーズンは当たり年なのでチャレンジを!また、このような機会もあると思いますので、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
























