秋イカシーズンも本格化し、堤防や磯では連日熱いエギングゲームが繰り広げられています。
アオリイカを追うエギンガーの皆さんなら、こんな経験はありませんか?
良型を掛けて、慎重に足元まで寄せてきた。しかし、最後のランディングでモタついてしまい、痛恨のバラシ。
エギングにおいて、ロッドやリール、エギはもちろん重要ですが、「最後の取り込み」を確実にするギャフ選びこそ、釣果を左右する最も重要な要素だと思います。どんな大物を掛けても、獲りきれなければ釣果ゼロですから。
オートキングギャフ2.0

出典:第一精工
その「獲りきる」ためのツールとして、長年エギンガーの絶大な信頼を得てきた第一精工の「オートキングギャフ」が、モデルチェンジを果たし「オートキングギャフ2.0」として登場したのは、記憶に新しいことでしょう。
発売からしばらく経った今、改めてその進化した性能を解説します。「まだ旧モデルを使っている」「ギャフ選びに迷っている」というアングラーにこそ、この「釣果の最後の砦」と呼ぶべきギャフの魅力を再確認していただきたいと思います。

エギングはラン&ガンスタイルが基本。そのため、ギャフも「機動力」の一部でなければなりません。
「オートキングギャフ2.0」は、ショートシャフトにもジャストフィットする「SSサイズ(420mm)」を新たにラインナップに加え、定番の「Sサイズ(630mm)」と合わせて展開。ランディングシャフトの寸法に合わせ、ギャフのソリッド部分がシャフト内部にスッキリと収納できます。
携帯性の高さは、いざという時に「車に置いてきた」「邪魔だから持たなかった」という失態を防ぎ、ためらうことなくランディングツールを携行できる。この「即応性」が、時合いを逃さない最大の武器となります。
またアオリイカが予想外のサイズだった時、ギャフの強度に一瞬でも不安を感じると、ランディング動作にためらいが生じることも。この一瞬の躊躇が、大物を逃す命運を分けてしまうこともあるのです。

この不安を解消するため、「オートキングギャフ2.0」の太針タイプでは、ギャフ部のワイヤー線径をΦ1.2mmへと大幅にアップ。これにより、耐久性は理論値で約1.4倍に向上しています。
大型アオリイカが掛かっても「絶対に切れない、曲がらない」という絶対的な安心感は、アングラーに迷いを生まない「自信」を与えてくれます。太針タイプは耐荷重8kgまで対応しており、モンスター級を狙うアングラーにも強く推奨したいポイントです。
さらにランディングは時間との勝負。焦る場面で操作に手間取ると、その隙にイカは逃げてしまいます。

「オートキングギャフ2.0」は、カバーの開閉方式を「ワンプッシュオープン式」に変更しました。ボタンを1度押すだけでロックが解除され、振り出すだけでギャフが飛び出す態勢が完了。

このスムーズな操作性は、濡れた手や夜間の暗闇でも、もたつくことなく一連の動作を完結させます。ランディングの成功率が大幅に引き上げられ、「ギャフで釣果が決まる」ことを体現した、最も進化した機能と言えるでしょう。
さらに、ソリッドのカラーがシルバーに変更されたことで、視認性が向上。緊張の一瞬を力強くサポートします。
あなたの「獲りきる」を確実にする1本

ただのランディングツールではありません。「オートキングギャフ2.0」は、アングラーが追求する「確実な釣果」のために、携帯性、強度、操作性のすべてを磨き上げた「釣果を決定づける最終兵器」です。
発売から時間が経ち、すでに多くの実績が証明しています。
この秋、記録更新を目指すなら、迷うことなく「オートキングギャフ2.0」を手に取り、悔しいバラシとは無縁の、確実なランディング体験を手に入れてください。
スペックはこちら
| モデル | タイプ | 全長(ソリッド先径) | ギャフ直径・仕様 | ネジ規格 | 耐荷重 | セーフティーカバー | 収納ソリッド長さ | 価格(税込) |
| SS | ノーマル | 420mm(Φ3.0mm) | 約Φ95mm・Φ2.5mm×8本針 | ウィットネジ W1/2 | 5kgまで | Φ53mm(最大値62mm)×100mm | 330mm | 6050円 |
| S | 630mm(Φ3.0mm) | 540mm | 6600円 | |||||
| SS 太針タイプ | 太針 | 420mm(Φ3.0mm) | 約Φ100mm・Φ4.0mm×6本針 | 8kgまで | 330mm | 6600円 | ||
| S 太針タイプ | 630mm(Φ4.3mm) | 540mm | 7150円 |
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