記者をしていると、冬でも取材現場に出ることがあります。

魚の時合い待ちや船上での待機時間。釣りをせずに風に吹かれていると、体の芯から冷えてきて、「早く終わらないかな…」なんて心が折れそうになることも(笑)。
そんな冬を迎えようとしている、このタイミングで、防寒対策として私が準備をするのが「水筒」。

そんな極寒の取材を乗り切るための、私のささやかな儀式。家を出る直前に、愛用のマグに茶葉(最近はほうじ茶がお気に入り)と、沸騰したてのお湯をドボドボ!と入れるだけ。
私が愛用している水筒であれば、取材開始から数時間、8時間くらい経っても、まだ湯気がホワ〜ッ。「アチッ!」ってなるくらい熱々なんです! この一口がね、凍えた指先から体の芯まで、じわ〜〜〜っと染み渡るんですよ(笑)。

「いやいや、8時間後も熱々って盛りすぎでしょ?」と思います? でも、ホント。その秘密は「真空断熱」っていう技術。マグの壁の間が真空だから、中の熱は逃げず、外の冷気も入ってこない。いわゆる魔法瓶の原理ですね。
メーカーのデータを見ても、95℃のお湯が6時間後でも70℃以上をキープするって書いてあるくらいですから。(※保温効力は製品や条件によるそうですが)
で、ここだけの話…。この驚異的な保温力、飲み物だけじゃもったいないじゃないですか? 私、時々やっちゃうんです…「船上カップヌードル」(笑)!
朝、水筒にお湯だけ入れておけば、昼前くらいまでなら、熱さを保ってくれています。冷たい風が吹き付けるデッキの上で、湯気の立つラーメンをすする…。
この背徳感と温かさ!たまりません!体が温まるし、午後からも頑張れます。(ゴミはちゃんと持ち帰ります!)
冬の釣り・アウトドアには「温かい飲み物」が心強い味方!

というわけで、今回は記者が実践している防寒対策として、「水筒」を紹介しました。体を内側から温めてくれる温かい飲み物と、それを長時間キープしてくれる高性能な真空断熱マグや魔法瓶は、冬の活動を支える心強い相棒になります。
意外と持ち込んでいる人は少なく、まだ試したことがない方も多いかもしれません。
この冬、ぜひお気に入りの温かい飲み物を高性能な水筒に入れて、釣り場に持っていってみてはいかがでしょうか? きっと、冬のアウトドアの過ごし方が少し変わるかもしれませんよ!























