秋が深まり、これから冬にかけて、魚たちがどんどん美味しくなる季節ですね!特にブリやサバ、サンマといった魚は、体に脂をたっぷりと蓄え、まさに「旬」の味わいを迎えます。釣り人にとっても、この脂ノリノリの魚を釣り上げるのは最高の喜び!

でも、一方でこんな心配も…。「脂が乗ってるってことは、やっぱり食べると太りやすいのかな?」
美味しい魚は食べたい、でも体重も気になる…。そんな釣り人の素朴なギモンについて、ちょっと考えてみましょう。
「脂が乗る」=「美味しい」は本当?
一般的に、魚が「旬」を迎えるというのは、産卵や越冬に備えて体に栄養を蓄え、脂質が多くなる時期だと言われています。この脂が、魚の旨味やとろけるような食感を生み出しているんですね。だから、「脂が乗る=美味しい」というのは、どうやら本当のことのようです。

脂質は、タンパク質や炭水化物に比べて、同じ量でもカロリーが高い栄養素だそうです。そのため、魚の身に含まれる脂質の量が増えれば、その分カロリーも高くなる傾向にあるとのこと。
つまり、あっさりした白身魚などに比べると、脂がたっぷり乗った旬の青魚などは、カロリーが高めになる可能性が高いと言えるみたいですね。

魚の脂には、EPAやDHAといった「体にいい脂質(不飽和脂肪酸)」がたくさん含まれている、とよく言われますよね。これらは血液をサラサラにする効果などが期待されているそうで、健康のためにはむしろ積極的に摂りたい栄養素なのだとか。
気になるなら、食べ方を工夫してみよう!
結局のところ、脂が乗った旬の魚は、カロリーは少し高めになるかもしれないけれど、栄養価も高く、何より美味しい!ということのようです。

もしカロリーが気になるなら…。
調理法を工夫する: 揚げ物ではなく、塩焼きやお刺身、蒸し料理などでシンプルに味わう。
食べる量を調整する: 美味しいからと食べ過ぎず、適量を心がける。
バランスを考える: 低カロリーな白身魚なども取り入れ、バランスのいい食事を意識する。
といった工夫もアリかもしれませんね。
旬の脂が乗った魚の美味しさは、釣り人の特権でもあります。食べ方を少し工夫しながら、罪悪感なく、その恵みを存分に味わってくださいね!























