【筏のアジ速報】堤防ではお目に掛かれない30cm近い良型が数釣れだした! 秋の五目筏はルアーでサゴシ、ツバスも狙えてメリットてんこ盛り(福井・小浜湾仏谷 大住渡船)

秋のファミリーフィッシングの代表格と言えば、アジ。

サビキで手軽に釣れるので、初めてチャレンジする人にもオススメのターゲットですが、このアジ、普段の堤防からではなく、渡船を利用する筏から狙ってみませんか?

筏の釣りって、船で渡る分ハードルが高いように思えますが、実は堤防よりもサイズアップが期待できることが多く、釣れる魚も豊富でメリットもいっぱいあるんです。

ここでは筏から狙う、アジ五目釣りを紹介します。

小浜湾仏谷のアジ五目釣り

筏は関西圏各地に点在していますが、今回は福井県小浜湾の仏谷にスポットを当ててみました。

仏谷の大住渡船では、湾口に近い順に双児島、萩の下、そして内湾の児島と3カ所に筏が設置されていますが、アジが釣れているのは港から湾口方面に向かう双児島の筏と萩の下の筏。

大住渡船では、ここに数基ずつ筏を掛けています。

▲仏谷の双児島筏

筏の写真をご覧になるとお分かりになると思いますが、筏はこじんまりとしたタイプ。

グループ釣行なら貸し切り利用! トイレも完備

グループでの釣行なら貸し切りで利用できるので、子供や女性、ビギナーと行く場合でも、岸壁で釣る時と違って隣の釣り人とオマツリしたり、迷惑を掛けることは一切なし。気兼ねなくストレスフリーで楽しめるのが、嬉しいポイントです。

さらにトイレも付いているので、水分補給を抑える必要もありません。

堤防とはひと回りもふた回りも大きいアジが釣れる

そして、気になる釣果ですが、先日よりサビキで待望のアジが釣れ出しています。

大住渡船の船長は「今年はアジが釣れんのですわ…」と春からつい先日まで嘆き節が漏れていましたが、「やっと釣れ出してくれた!」と声にも張りが出てきました(笑)。

例年のように、まだ尺には少し届きませんが、最大は28cmの良型。小さくても20cmオーバーと堤防からは、なかなかお目に掛かれないGOODサイズです!

そして、数も20~50尾前後と十分な釣果になっています。

ゲストもサバやサンバソウなど多彩!

しかも、まじりモノとして良型のサバや、サンバソウ(イシダイの小型魚)も釣れています。

▲サバはよく肥えた良型も

▲イシダイの子、サンバソウも小型から手の平近いものまで釣れる

筏に渡るだけで、大きなアジが釣れるだけでなく、サバや小型のイシダイが釣れるなんてもう、お手軽なサビキの域を越えて釣り船で釣るレベルに近い感じですね。

ルアーマンに耳寄り情報! サゴシやツバスが釣れる

また、船長と話していると耳寄りな情報も!

それがサゴシ、ツバス、シイラなどのルアーのターゲットも釣れていること。

回遊魚だけに、ムラはあるようですが、ジグなどをキャストすれば、サゴシは40cm級、ツバスは30cm級がヒット。よい日には複数尾上げている人もいるようです。

このツバスに関しては、アジが狙える双児島や萩の下だけでなく、小さなベイトが入っている波静かな児島でも釣れているとのこと。

混み合う祝日や船酔いが心配な方でも、十分に狙えそうですね。

仏谷の筏は例年12月中旬までの営業となるので、今期のシーズン終了までは残り約1カ月。

ようやく待望のアジが釣れ出した仏谷の筏で、次の休日は“アジ五目を満喫”してみませんか?

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