イカメタルやタイラバといったルアーフィッシングで、ロッドホルダー周りを拡張できる便利アイテムとして人気の、第一精工「マルチステーション」。しかし、これまで大きなネックが1つありました。
それは、エサ釣りで定番の「チビラーク」や「ミニラーク」といったラークシリーズに取り付けようとすると、本体の一部が干渉してしまい装着できなかった点です。
「エサ釣りでもマルチステーションを使いたい」
そんなユーザーの声に応える待望の新製品が、第一精工の公式YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」で公開されました。
「ラークシリーズ」に対応する「アダプター」

今回未発表の新製品として紹介されたのが、「マルチステーションアダプター」(仮称)です。
これは、既存のマルチステーションに装着することで、これまで取り付けられなかった「チビラーク」や「ミニラーク」といった、エサ釣りでよく使われる「ラークシリーズ」に「マルチステーション」をドッキングできるようにするものです。
このアダプターの最大のメリットは、その互換性能にあります。
すでに「マルチスタンドシリーズ」などで使っているルアーマンであれば、アダプター単体を購入して付け替えるだけで、「チビラークロング」などにも対応できるというワケなんです。

さらに、カワハギ釣り(特に関東で利用者が多い)で使用される「フリースタンド LT」にも取り付け可能になるとのこと。

動画では「マルチステーションとアダプターを購入すれば、どのエサ釣りでも活用できるようになる」と紹介されており、まさにルアーとエサ釣りの垣根を取り払うアイテムとなりそうです。
発売予定と注意点
このアダプターは、交換用のパーツ単体で11月中に発売予定です。
ただし、使用には以下の注意点も挙げられています。
船べり幅の確認: アダプターの厚みの分だけ、必要な船べりの幅が広くなります。自分の行く船の船べりに対応できるか、確認が必要です。
海中への落下注意: アダプターの交換はネジ固定ではないため、海上で付け替える際は、パーツを海に落とさないよう十分な注意が必要です。

この「マルチステーションアダプター(仮称)」は、まだ製品名や詳しいスペック、価格が決定していないアイテムです。
エサ釣りファンにとって、ロッドホルダー周りの利便性を一気に高めてくれる可能性を秘めたこの新製品。今後の正式な発表に注目しましょう。
乞うご期待です!

























