やっとの思いで釣り上げた、貴重な1尾。 それを「感動の味」にするか、「残念な味」にするか…。その分かれ道は、釣った直後からの「ちょっとした行動」にかかっています。

あなたの釣果を台無しにしかねない、アングラーがやりがちな「5つのNG行動」を、今すぐチェックしましょう!

NG:釣ったまま、締めも血抜きもせず放置する。
「とりあえずバケツへ」はダメ! 魚が暴れると身の味が落ち、血が回ると最悪の生臭さを招きます。釣った直後の「締める」「血を抜く」こそが、美味しさへの第一歩です。
NG:さばく時、水道水でジャブジャブと洗い続ける。
水道水は、魚の旨味を奪う「犯人」です。 浸透圧で旨味成分がダダ漏れし、身も水っぽくフニャフニャに。ウロコを取って、内臓を取るまで水道水で洗わないことをオススメします。

NG:クーラー内で、魚を直接氷(保冷剤)にガンガン当てる。
冷やしすぎも禁物です。魚の身が氷に直接触れると「氷焼け」を起こし、身が変色しパサパサに。必ず袋やシートで包み、優しく冷やしましょう。
NG:疲れて帰宅し、下処理せず丸ごと冷蔵庫へ。
「明日やろう」は絶対にダメ。腐敗は内臓とエラから猛スピードで進みます。 食中毒のリスクも一気に高まるため、どれだけ疲れていても、帰宅したら「内臓とエラ」だけは即刻取り除いてください。
NG:釣りの最中や車内に、クーラーの外へ置きっぱなしにする。
これはもはや「NG」以前の問題。魚は驚くほど傷みやすい食材です。 常温放置は細菌の温床を作るだけ。釣った瞬間から食べるまで「徹底した低温管理」こそ、安全と美味しさの絶対条件です。
最後に!

ほんの「ひと手間」を惜しむかどうか。 それが、あなたの釣りの感動を「格別の味」に変えるかどうかの分かれ道です。最高の釣果を、最高の食卓で味わい尽くしましょう!

























