この時期の美浜沖の人気ターゲット「モンゴウイカ」が釣れだした。
今期のモンゴウイカの様子はどうだろうかと、モンゴウイカ釣りで出船している平良丸の釣果をチェックしていると、何と船中63バイの大爆釣日も。
これはいてもたってもいられないと平良丸の平良船長に連絡し、釣行。
この日もモンゴウイカのアタリは続出。

モンゴウイカが掛かれば船ベリに竿を近づけて、弛ませないように上げてくる
前半は大きいもので500gと小型メインだった。
しかし、中盤以降は1kg超の良型もまじり、よくアタリだした。
中でも、3.5号のエギメインで使用している人が多い中、3号にかえた釣り人は一時入れアタリ状態となった。
また、当日はオレンジのエギがよかったように見えた。
納竿すると、モンゴウイカ、アオリイカ合わせて船中全員が5ハイ以上、船中23バイと大満足の釣果となった。
さて、それではそんなモンゴウイカの釣り方を紹介したい。
この釣りはシンプルなので、初心者にもオススメだぞ!
ポイント
・美浜港からおよそ20~30分ほど走った煙樹ケ浜の沖
・水深は20~30m
・平良丸では、アンカーを下してカカリ釣りでモンゴウイカを狙う
・モンゴウイカを狙うのは砂泥地帯なので、基本的に根掛かりなどはほぼないので初心者も安心
仕かけ
・中オモリは20~30号を持参するのがベター
・ロッドは短すぎるのはオススメしない
・エギは3~3.5号がベスト
・ロッドは小型両軸リールがよいが、スピニングでもオーケー
釣り方
・モンゴウイカは底にあるエサを捕食している
・エギは底ベタを意識することが基本
・中オモリから下のハリスの長さは2m程度を取る
・底を這わせるためにも、ハリス2mだと160~170cm仕かけを底から上げるのが基本
①大きく1、2度シャクリ上げて誘う(その後小さく誘うのも有効)
②仕かけが落ちるスピードに合わせて竿を下ろしていく
③タナに戻せば、10秒ほどステイする
①大きく1、2度シャクリ上げて誘う(その後小さく誘うのも有効)
②仕かけが落ちるスピードに合わせて竿を下ろしていく
③タナに戻せば、10秒ほどステイする
この①から③までが基本的な釣り方となる。
モンゴウイカはほとんどアタリがでない。
なので、この大きくシャクるが肝心で、シャクった時にモンゴウイカが掛かっていることがほとんど。
シャクリが弱いと掛からないので、しっかりとシャクることが大切だ。
オススメと当日の当たりカラー
美浜沖でのモンゴウイカ狙いの必須カラーはピンクとオレンジ。
釣行日には船長のオススメ通り、オレンジ系が1日を通して1番よくアタリがでた。
その次はピンクだった。また、紫もベター。
状況次第では、シルエット系がよい時もあるので、緑、茶、黒も用意しておくことをオススメする。
釣果アップのコツ
この日は3.5号のエギを使用している人が多かった。
中盤まで、3.5号を使用していた釣り人にはそれまで、アタリがほとんどでなかった。
しかし、エギの大きさを3号に変更し、シルエットを小さくすると、途端にアタリが続出。
入れアタリ状態となった。乗りが渋い場合はエギのサイズを小さくすることも効果的だ。

上が3.5号のエギ、下が3号のエギ
ぜひ、参考にしてモンゴウイカ釣りを楽しんでほしい。