
冬の釣り。陸っぱりももちろん寒いですが、オフショア(船釣り)の寒さも耐え難い。
特に、逃げ場のないデッキの上で、波しぶきを浴びながらジッと耐える時間。一番ツラいのが、ジンジンと感覚がなくなっていく「足元の冷え」ではないでしょうか。
少し前に、記者の陸っぱり用「足回り防寒アイテム」をご紹介しました。
この記事内に書いていますが…
「あれ…? オフショア用の防寒足回り、持ってない…」
というわけで、慌てて「冬のオフショア用・最強の足回り」を探す旅が始まりました。
「これしかない」辿り着いた最強候補の防寒ブーツ
陸っぱりの防寒とはワケが違います。求める条件は「完全防水」そして「最強の保温性」。あと、船の上なので「滑りにくさ」も絶対条件。
調べまくって、ついに「これしかない!」という2つのファイナルウェポン候補を見つけ出しました。
それが、この2アイテム。
シマノ「スーパーサーマルデッキブーツ」

もうね、名前からして暖かそう(笑)。このアイテム、コピーが「足裏が暖かい。餌釣りの船師に送る防寒ブーツ。」。そりゃ、欲しくなっちゃいますよね!
詳しくはコチラ
ダイワ「WD-2402(デッキソール) ウインターラジアルデッキブーツ」

見るからに暖かそうなブーツ。船の上で足元を守ってくれそうな風格です。
詳しくはコチラ
この2つのブーツ、何がスゴイって、どちらも「保温性抜群のインナーソックス」が標準装備されているんです。ブーツ本体の防寒性に加えて、専用設計の靴下がもう一枚入っているようなもの。
これなら、真冬のデッキでも耐えられる…!「勝利!」そう確信しました。
まさかの落とし穴。「サイズ問題」という巨大な壁
しかし、ある重大な事実に気づきます。
「最小サイズが24cm…」
そうなんです。記者の足のサイズは「22.5cm」。
一般的なスニーカーなら女性サイズで普通にある大きさですが、こと釣り用のフットウエアとなると、途端に選択肢がなくなるんです。
もちろん、この2アイテムが悪いわけではありません。今までこの問題には、何度もぶち当たってきましたので。
しかし、防寒デッキブーツに関しては、ほかに選択肢がないため、これは死活問題。
「24cmでも、履けないことはない…?」「いや、1.5cmも違ったら、船の上で踏ん張りが効かないのでは…?」
しばし、考えました。
発想の転換。「最強ソックス」で隙間を埋めればいいじゃない
諦めかけたその時、閃きました。
「そうだ。ブーツがデカいなら、靴下をめちゃくちゃ分厚くすれば、隙間が埋まってジャストフィットになるのでは?」
しかも、ただ分厚いだけじゃダメ。最強の防寒ブーツ(インナーソックス付き)と組み合わせるんだから、靴下も最強でなければならない。
こうして、第二の「ファイナルウェポン」探しの旅が再開。そして、見つけました。
DS-3025R DANROTECH®ソックス(ロング)

これです。遠赤外線効果のある「ダンロテック®」素材を採用した、極厚手のソックス。
写真を見ただけでも伝わる、この圧倒的な“フカフカ感”。暖かくないワケがない。
詳細はコチラ
これが「最強コンビ」か?残された一つの懸念点
「インナーソックス付きの最強防寒ブーツ(24cm)」 + 「極厚手ソックス」
この組み合わせ。恐らく、これ以上の専用防寒は存在しないのではないか、という最強のコンビネーションです。足元の冷え問題は、これで完全に解決するはず。
…ただ、一つだけ懸念点が。
この最強ソックス、どれぐらいの厚みがあるのかが、写真だけではイマイチ分からない。
極厚すぎて、逆に24cmのブーツに足が入らなかったら? 思ったより薄くて、結局ブーツの中で足が遊んでしまったら?
こればかりは、実物を見てみないと判断できません。
ということで、私の「冬のオフショア足回り防寒問題」は、まだ解決していません(笑)。
ですが、最強の布陣は揃いました。あとは「ブーツ」と「ソックス」の最終フィッティングを残すのみ。
今週末、釣具店に行って、この「最強コンビ」が本当に成立するのか、実際に試着して確かめてこようと思います。
もし、同じように「防寒ブーツのサイズが合わない…」と悩んでいるアングラーの方(特に女性や足の小さめな方)、この「極厚ソックスで調整する」という作戦、アリだと思いませんか?
無事にこのファイナルウェポンをゲットできたら、今度こそフィールドで使ってみたリアルなレビューをお届けしたいと思います!

























