アジを捌いていると、側線の尾に近い部分にあるトゲのような硬い部分に悩まされたことはないですか?


▲こんな感じに削ぐのが面倒…
この部分の名前は「ゼイゴ」と言い、ウロコや骨が進化したものと言われています。
「この硬い部分、何のためにあるの?」と。
調べてみると、ゼイゴの役割は「よく分かっていない」というのが結論。なのですが、面白い説がいくつかあったので紹介したいと思います。
ゼイゴに関する面白い説3選

① 「外敵から身を守るため」説
アジは比較的小型の魚なので、大型魚に狙われることが多い魚。そのため、後方から襲われた時に身を守る役割を持っているのではないか…というのが1つ。
②「感覚機能を担っている」説
ゼイゴには、外界の変化(周囲の環境や、生物の動き)を正確に把握する感覚機能を担っているのではないか?という説も。
③「骨格のサポートをしている」説
ゼイゴが体の側面を補強することで、水の抵抗を受けにくくなり、安定した泳ぎができるようにサポートしている説や、骨や筋肉を補強している説もあります。
とはいえ人間にとっては…

我々にとっては、正直ない方がありがたい部分。ゼイゴを上手く取り除く方法を知っている人は、ぜひ教えてください!
以上、アジのゼイゴについて面白い説を紹介しました。

























