ようやく冬の妖精、ワカサギがパラパラと釣れ始めた。
そこで、奈良県山添村の布目ダムへ出掛けた。
会友が3日に1度は現地に足を運んでおり、人気のゲートボール場前のポイントでは、81尾の好釣果の日もあったそうだ。
朝夕に岸辺近くにワカサギが寄ってくるようで、それを逃すと釣果に差が付くようだが、全体的に状況は上向きとのこと。
当日は6時過ぎに人気エリアの焼却場横のコンクリート護岸に入った。
早朝が狙い目なので、素早く仕かけを用意。
筆者の仕かけ&エサ
・竿:がま渓流春彩6.3m硬調
・仕かけ:がまかつのワカサギ仕かけ
・エサ:紅サシを1匹刺し
当日筆者が使用していた仕かけ
ワカサギ連鎖 ロングハリス袖タイプ 6本仕掛 42107

競技ワカサギ・改(袖タイプ)4本仕掛(下鈎付) 42202

糸付 ワカサギ仕掛用下鈎(袖タイプ) 60031

タナは浅めの約3mで狙い始める。
開始早々、4連で釣れる
マキエは禁止なので、小まめに竿を動かして誘いを掛けていると、ヘラウキに反応があった。
少し待って、ウキが浮き上がってきた時にゆっくりと竿を立てると、4連のワカサギが水面からキラキラと輝きながら上がってきた。
しばらくはワカサギの群れが回ってきたのか、1時間半ほどはワカサギが1尾、2尾と針に掛かってきた。
日中は小春日和で暖かくなり、外来魚や小型のヘラブナが釣れ出して、ワカサギはパッタリと釣れなくなり、水温がまだ高いように思えた。
夕まずめ狙いに期待をして、リール竿を用意。
15時半頃から再び釣れ出して、暗くなるまでアタリが続き、7連でも釣れた。
釣果はワカサギ59尾で、型は5~7cmと新子主体に釣れた。
今後は一気に気温が下がり出して、ワカサギの回遊も活発になってくると思われるので、数釣りに期待したい。
布目ダムの詳細
・日券1000円、年券5000円(現場徴収は500円増し)
・夜釣りとエンジン付きボート、マキエは禁止。
・竿は1人2本まで
【問い合わせ】増尾寿夫副組合長(☎090・1071・1771)