釣りのターゲットには、大抵“釣りやすい時期”があります。
釣りやすい時期=好シーズン、となる場合が多く、そんな時期は釣りの基本さえ頭に入れておけば、誰にでも簡単に釣れることも多いです。
秋チヌがベストシーズンの鳥羽・浜辺湾

三重県鳥羽エリアで、ただ今、ベストシーズンを迎えている釣りの1つが、浜辺湾のチヌ。
筏からのカカリ釣りで、チヌの食いが日に日によくなっています。
秋シーズンはよい人ツ抜けが出るなど、比較的好釣果が続いていた小浜釣り筏のチヌですが、11月も半ばを過ぎて、さらにもう一段ギアが上がったような食いっぷりです。
直近の釣果では、11月16日に東海市の谷口氏がチヌ22~37cmを32尾、ほか2ケタ釣果も続々。

▲東海市の谷口氏
11月17日には犬山の浅野氏がチヌ21~36cmを36尾上げたのを筆頭に、名古屋の岡崎氏がチヌ31尾、岩倉氏がチヌ25尾など、20~30尾超の釣果が連発しています。

▲犬山市の浅野氏

▲名古屋市の岡崎氏

▲名古屋市の岩倉氏
これらの釣れっぷりを見ると、秋チヌのまさにベストシーズンと言えそうです。
エサは釣り人により、さまざま持参していますが、オキアミ、シラサエビ、サナギ、コーンをローテーションしている人が多いようで、これらを揃えておけば、エサ取りが多い場合や食い渋りの時、チヌの活性が高い時など、大抵の状況には対応できそうです。
浜辺湾の秋シーズンは、小中型チヌの数釣りで名の通った超メジャーポイントで、今期も佳境を迎えて一気に食いが高まっていますが、見過ごせないのが、良型もチラホラと姿を見せていること。
少し遡れば、11月14日には下呂の青木氏がチヌ37~48cmを6尾、16日には甲賀の竹若氏がチヌ42cmと40cmなど。
チヌと確信したアタリに、合わせで振り上げた竿が、ガツン!と肩で止まるような良型も姿を見せています。

▲下呂の青木氏
メインは「数釣り」で楽しめますが、油断ならないGoodサイズも十分射程圏ですね。
また、チヌにまじってマダイなどもゲストでまじるのも嬉しいお土産になっています。

▲ゲストのマダイは、小ダイから大きいものでは70cm前後も
メインは中型までの数釣りですが、大物に備えてハリスは1.5号以上を使う人が多い様子。皆さんも釣行の際に油断は禁物ですよ!
筏のチヌは、時期によってはアタリも遠く、本命の姿がなかなか見られないこともありますが、ハイシーズンの浜辺湾ならチヌは高確率でアタリを送ってくれます。
カカリ釣りファンの皆さん、そしてこれから始めたいと思っているビギナーさんも、チヌを釣りたいなら、秋の浜辺湾、釣行しない手はないですよ!

























