テンヤタチウオやライトジギング、イカメタルなど、PEライン200m巻きのリールで十分に楽しめる釣りは数多く存在します。
ただ、ふとした瞬間に「もう少し糸巻き量があれば」と感じる場面はないでしょうか。
サワラやタチウオによる高切れ、潮が速くラインが予想以上に出される状況。
残りのライン量を気にしながら釣りをするのと、たっぷりと予備がある状態で釣りをするのとでは、精神的な余裕が違います。
そんな「あと少しの安心」を求めるアングラーに向け、ダイワの高剛性カウンター付リール「ライトゲーム RX IC」に、待望の200番サイズが追加されました。
ライトゲーム RX IC 200/200L

出典:ダイワ
| アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量ナイロン(号ーm) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | スプール寸法(幅mm) | スプール寸法(径mm) | ハンドルタイプ | ハンドルノブ仕様 | ボディ素材 | メーカー希望本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LIGHT GAME RX IC 200/200L | 245 | 72 | 6.4 | 3-200 4-180 |
1.5-450 2-300 3-200 |
70 | 5/1 | 6 | 32 | 36 | シングル | EVA | アルミ | 28,200 |
ダイワ公式「ライトゲーム RX IC」の詳細ページはこちら
今回の200番サイズ追加で注目すべきは、やはりラインキャパシティの増加です。
| PE号数 | 糸巻き量 |
| 1.5 | 450m |
| 2 | 300m |
| 3 | 200m |
150番サイズではPE2号200mが標準でしたが、200番では300mストック可能。
実釣において、この「プラス100m」の差は決して小さくありません。
不意のトラブルでラインを数十m失ったとしても、まだ十分に釣りを続行できる長さが残ります。現場でのラインシステムの組み直しや、予備リールへの交換といった手間を減らし、貴重な時合を逃しません。
また、PE1.5号であれば450m巻けるため、釣行ごとに傷んだ先端をカットして使い込んでも、シーズンを通して巻き替え頻度を抑えられます。
「まだこれだけ残っている」という安心感は、釣りの集中力を高める大きな武器になるでしょう。
もちろん、「ライトゲーム RX ICシリーズ」の持ち味である「強さ」は健在です。

フレームには高い剛性を誇るアルミニウム合金「HYPER ARMED HOUSING (AL)」を採用。負荷が掛かってもボディが歪みにくく、滑らかな回転性能を維持します。
200番サイズのハンドルは、70mmロングシングルハンドルを標準装備。
良型青物とのファイトでも、主導権を渡さずグイグイ寄せられる仕様です。最大ドラグ力も6kgと、不意の大物にも十分に対応できるスペックを備えています。
糸巻き量が増えたことで、より幅広いシチュエーションでの使用が想定されますが、この堅牢なボディがあれば安心して使い倒せるでしょう。
カウンターリールとしての基本機能も抜かりありません。

・ICカウンター:10cm単位で水深を表示。ヒットレンジの共有や再現性の確保に貢献。
・ドラグ引き出しクリック:魚の引きに合わせて音が鳴り、聴覚でもファイトを楽しめる仕様。
・セルフ電池交換可能:ユーザー自身で電池交換ができ、メンテナンス性も良好。
剛性の高いメタルボディに、安心のラインキャパシティ。それでいてメーカー希望本体価格は28,200円というコストパフォーマンス。
今使っているリールの糸巻き量に少し不安がある方や、より太いラインで安心してファイトしたい方にとって、この「200番」は非常に魅力的な選択肢となるはずですよ。

























