釣り船で繊細な仕掛けを扱うとき、ロッドを安全かつスムーズに立てて置ける場所は、釣果を左右する要素です。
「フリースタンドLT」と並び、多くの船釣りファンに支持されてきたのが、第一精工のアイテム「置太郎」です。特に手返しが勝負となるカワハギ釣りにおいて、エサ付け、オモリ交換、あるいは一服の間にロッドを確実にホールドする役割を果たしてくれます。
置太郎

「置太郎」の強みは、そのシンプルな機能美と即応性です。船べりに工具不要でワンタッチセットできるクランプ式を採用しており、初めて乗る船でも瞬時に釣り座を構築可能。ロッドを垂直に保持するため、船上の限られたスペースを有効活用できますし、かさばりがちな船釣り用品の中で際立ちます。
カワハギ釣りの特徴は、そのゲーム性の高さと、集中力の持続が必要とされる点にあります。ロッドを船べりにそのまま置くと、振動でリールや穂先を傷つける可能性があります。また、手元が不安定だと、仕掛けの組み直しやエサ交換の動作に時間を費やしてしまい、手返しのリズムが崩れます。

出典:第一精工
「置太郎」は、このロッドの一時保管を完璧にサポートします。両手が解放されることで、集中力を切らすことなく作業に専念でき、魚群の捕らえ直しや群れの追いかけにも素早く対応可能。大切なタックルを守りつつ、時合を逃さないための実用的なギアです。

そして、「置太郎」のポテンシャルを最大限に引き出すのが、近日登場する「マルチステーション クランプベース」です。
この新しい「クランプベース」は、船べりにしっかりと固定するプラットフォームとなり、「置太郎」をはじめとする多様なオプションパーツを自由にレイアウトするための接続部を提供。
「置太郎」をベースに取り付けることで、ロッドホルダー機能に加え、エサ箱やトレイといった必要な小物を、最も使いやすい位置に統合して配置できます。これにより、道具を探す手間がなくなり、すべての動作が一連の流れの中で完結するシステムが完成します。これは、タックルの種類が多く、細かな作業が求められるカワハギ釣りやテンヤタチウオ釣りにおいて、重要なアドバンテージとなります。

第一精工の「置太郎」は、単なるロッドホルダーではありません。それは、船釣りの効率と安全性を高めるためのツールです。新発売の「マルチステーション クランプベース」と組み合わせれば、個々の釣りのスタイルに合わせたオーダーメイドの快適な釣り座を作り出せます。進化した「置太郎」が、あなたの船釣りの質を確実に引き上げてくれるハズですよ。
スペック
| カップ内径 | カップ深さ | 取付有効幅 | サイズ | 重量 | 付属品 | 価格(税込) |
| φ56mm | 80mm | 20~85mm(タテ取付専用) | 220×63×64mm | 216g | ハンドルリング | 2420円 |
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