【スーパーで買ったあのお寿司、美味かったなあ】もう一度出会いたくなる、最高に美味しかった”脂ノリノリの本ガツオ”

三重県尾鷲のあるスーパーで、筆者が忘れられない一皿と出会ったのは、数年前の11月末頃のことでした。

見た瞬間に「えっ、めちゃくちゃきれい、しかも脂ノリノリやん」と心を奪われた、あのお寿司。

皆さんは、このお寿司のネタがどんな魚か分かりますか?

それは、「本ガツオ」でした。

魚の中でも1、2位を争うほどカツオが大好きで、美味しそうなものを見るとついつい買ってしまう筆者。

今回は、その忘れられない本ガツオの魅力について語ります。

見た目でわかる「脂ノリノリ」のサイン

店頭に並ぶお寿司のパックを開けた瞬間、その美しい赤身にきめ細かく入った脂は、一目見ただけで鮮度の良さと最高のコンディションを物語っていました。

カツオは、一本釣りで漁獲され、鮮度保持が徹底されているものほど、身の締まりや脂の乗りが違うと言われます。この尾鷲で出会ったカツオは、まさにその「当たり」だったのでしょう。

春のモチガツオも良いが「戻りガツオ」は別格

一口食べると、脂の乗りが最高で、モッチリとした食感とともに、口の中でとろけるような濃厚な旨みが広がります。

春に獲れる「初ガツオ」は、身が締まってさっぱりとした「モチガツオ」として人気です。

▲春に食べたモチモチのカツオ

しかし、秋から冬にかけて北から南下してくる「戻りガツオ」は、たっぷりと栄養を蓄えているため、脂ノリノリで別格の美味しさがあります。まさに、この時期にしか味わえない旬の贅沢です。

三重県はカツオの宝庫

三重県ではシーズンになるとカツオが良く獲れるため、仕事や釣り帰りについついスーパーや鮮魚店に立ち寄ってしまいます。

地域に根ざした鮮魚店では、地元で水揚げされたばかりの新鮮なカツオに出会える可能性も高いです。

筆者が今回出会ったような「とろけるカツオ」は、まさに一期一会の味です。尾鷲など、カツオが獲れるエリアを訪れた際には、ぜひスーパーや鮮魚店の鮮魚コーナーを覗いてみてください。

運が良ければ、あなたも忘れられない「最高に美味しかったあの魚」に出会えるかもしれません。

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