年の瀬が近付き、各釣具店ではセールの案内が出始めましたね。
そうなると、一アングラーとして購買心も湧いてきます。
今年は何を買おうかな? 日々ワクワクしながら検討中の方も多いのではないでしょうか。
今、欲しいロッドは万能な「ひとつテンヤ竿」
筆者もその一人。欲しいモノはいっぱいありますが、今回は「竿」。
近年は船釣りをメインに楽しんでいる筆者ですが、そのジャンルは多岐にわたります。
で、その中でも新調したいのが「ひとつテンヤ竿」。
というのも、筆者のテンヤ竿はもう10数年前のモノ。当時、福井県小浜のある船長から「鉛スッテゲーム(イカメタルの当時の通称)」を取材させてもらったことをキッカケに購入しました。
創世記の当時は、専用のイカメタルロッドなどなく、皆が違うジャンルのロッドを代用品として使用していました。その船長が使っていたのが「ひとつテンヤ竿」。
穂先の感度がよく、バットがしっかりとしていて、今のイカメタルでのスピニングタックルだけでなく、当時の関西は、ひとつテンヤは盛んではなかったので、それ以外のいろんな釣りに流用しました。
その使用した釣りが、イカメタルはもちろん、ティップランのアオリイカ、ボートからのキス、筏からのカレイ、タイラバ&アマラバ、SLJなどなど。

ライトゲームはほぼ全て熟せるオールラウンドロッドで、いろんな釣りを、まずは1本で楽しみたい方にはイチオシです。
今回の購入動機は…
先代ロッドの購入動機は、「鉛スッテゲームや、ほかの釣りにも使えるから」という、“本来の釣りには使わない(狙う釣り船もなく使えない)”ある意味不純⁉な理由だったんですが、今回新調したいと思った最大の理由は、関西圏でのひとつテンヤのブーム到来。
明石や泉南で釣り船が本格的に狙い始め、生きエビを使ったテンヤゲームが人気になってきているからです。
今年の春には、初めて泉南で生きエビを使ったひとつテンヤを経験。なかなかアタリも遠く、たまにアタっても掛からないと苦戦しましたが、何とか本命を1尾ゲット。

「これは面白い!」と実感しました。
なので、今回は本格的にひとつテンヤを始めてやろうと思うのが、最大の購入動機。
ま、今まで通り、ほかの釣りにも流用するんですけどね(笑)。
ひとつテンヤの竿も各社から出ていて、現時点での候補はいくつかあるものの、まだまだお悩み中の筆者。
これらの候補の中から釣具店で実際に手に取って、迷いながらも最後は直感で買いたいと思います。

























