【結果速報】1尾差の激闘!「大阪湾タチウオKINGバトル2025」13代目KING決定!頂点に立ったのは?

大阪湾最強を決める頂上決戦、ついに決着

予選参加者数のべ約1,000名。予選回数88回。 大阪湾で最も熱く、最も過酷な船タチウオトーナメント「大阪湾タチウオKINGバトル」。

その長い戦いを勝ち抜いた精鋭たちが集う2025年のファイナルが、11月30日(日)、大阪・泉佐野の上丸から出船し、開催されました。

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決戦の舞台に進んだのは、セミファイナルを突破した18名の猛者と、昨年覇者(シード)の12代目KING・坂匠選手、そして初代タチウオQUEEN・翁柳霞選手を加えた計20名。

まさに「大阪湾最強」を決めるにふさわしい、エキスパートだらけの船上。張り詰めた緊張感の中、運命の一日が幕を開けました。

水深100m以深の攻防戦!高速化するタチウオゲーム

当日の天候は晴れ。風も穏やかな絶好の釣り日和の中、泉佐野の上丸で出船。 決戦の地、大船団の洲本沖に到着したのは7時半頃。水深100m前後の深場からスタートフィッシングとなりました。

開始直後から、タチウオの活性は良好。 近年のタチウオテンヤシーンを象徴するように、朝の時合はいかに手返し良く、取りこぼしなく釣っていくかのスピード勝負となりました。

釣果を分けた「アジャスト力」

しかし、単に活性が高いだけではありません。 コンスタントに掛け続ける選手がいる一方で、アタリが出せずに試行錯誤する選手も。

・誘いのスピードと幅
・テンヤのカラーセレクト
・エサの付け方と種類
刻一刻と変わる状況に対し、これらを瞬時にアジャストできたかどうかが、釣果の明暗を分けました。

10時の席替え後は、さらに深い水深110m以深のディープエリアへ。 ここでは時折、幅指5本クラスの「ドラゴン級」も姿を見せ、船上のボルテージは最高潮に。納竿となる13時までタチウオからの反応は途切れることなく、誰が勝ってもおかしくない大接戦が繰り広げられました。

運命の検量!13代目KINGの称号は誰の手に?

13時、ストップフィッシング。 帰港後、桟橋にて選手自らが釣果を数えるスタイルで検量が行われました。

固唾を呑んで見守る中、読み上げられる数字。 その結果は、まさに紙一重の激戦でした。

【第3位】坂 匠 選手(12代目KING)
昨年、圧倒的な強さで王座に就いた坂選手が今年も表彰台へ。連覇へのプレッシャーがかかる中、見事な安定感を見せつけ堂々の3位入賞です。

【準優勝】石永 浩章 選手
今大会のダークホース!初参戦ながらファイナルの舞台で躍動。ベテラン勢を脅かす驚異的な釣果を叩き出し、準優勝に輝きました。今後の活躍から目が離せません。

【優勝】小牟田 俊寿 選手(13代目KING)
そして、2025年の頂点、13代目KINGの座に輝いたのは…… 11代目KING・小牟田 俊寿 選手!

見事な返り咲きです! かつて頂点を極めた男が、再び大阪湾の頂へ。その圧倒的な技術と精神力で、並み居る強豪たちを抑え込みました。

優勝した小牟田選手が51尾、2位、3位は50尾で長寸勝負という大接戦。ひとつのミスが命取りになる極限の戦いを制した小牟田選手、本当におめでとうございます!

動画配信&タックルデータ公開予告

「ファイナリストのタックルデータ」や「ウイニングパターン」の詳細記事は、つりそくWEBにて近日公開予定です。

また、当日の熱戦の様子を収めたダイジェスト映像も以下のメディアで配信・放送予定です。

YouTubeチャンネル「つりそく」(近日配信予定)
YouTube「つり情報チャンネル
YouTube「つりぶね上丸チャンネル
サンテレビ「ビッグフィッシング」

参加された選手の皆様、予選開催船宿様、そして大会を支えてくださった協賛メーカー各社様、釣具店様に心より御礼申し上げます。

2026年の大阪湾タチウオKINGバトルも、さらなるドラマにご期待ください!

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