物価は上がる。でも、釣りはしたい。
筆者は関西在住のしがないサラリーマン。最近、オフショアの釣りに興味津々。でも、釣り物に合わせてたくさんロッドを揃えることは、金銭的にできない(本音は揃えたい)。
近年、ロッドが目まぐるしく進化している。なら「3本のロッド」で近海オフショアルアーゲームを楽しむことはできないか? と考えてみることにした。
関西で主流となっている釣り物をざっと洗い出し

関西のオフショアで人気のある釣り物と言えば、ざっと「ボートライトゲーム」「タイラバ」「ブレードジギング」「SLJ」「バチコン」「ティップラン」「イカメタル」「ジギング」「船タコ」辺りか。
これらを欲張りに楽しみつつ、タックルを3本に絞るなら、狙い目は「繊細系・中量系・パワー系」をバランスよく組むことだと考えた。
関西は潮が速いエリアが多く、水深40〜100m前後での釣りが多いため、使うルアーも2〜180gと幅広い。これを無理なく扱えるセットを考えると、次の3本がもっとも無駄がなく、対応範囲も広いのではないだろうか。
筆者が考える「関西3種の神器」

ボートアジング、メバリングなど。繊細な釣りをするなら「メバリングロッド」がよさそう。
オカッパリのルアーゲームにも使えるので、1本あるとかなり便利そうだ。

まず1本目はひとつテンヤロッド。
MH~Hパワーの硬めのモデルなら、ティップラン、SLJ、バチコン、イカメタル、ブレードジギングまで流用できそうだ。中重量系をこれ1本に集約できるのが大きな強みだ。
3本目は近海ジギングロッド。
やっぱり青物が強い関西では必須ではないだろうか。ハマチ〜メジロ、時にブリ級まで想定するなら、このクラスのパワーは欠かせない。夏場はメッカ明石で船タコもできる。
机上の空論の結論
この3本なら、関西で定番の7ジャンルすべてを実用レベルでこなせる。……のではないだろうか。
最小構成で最大に遊びたい筆者は、「メバリングロッド+ひとつテンヤ+ジギング」の3本立てで来年楽しんでみようと思うのであった。

























