「魚を掛けたら即交換」!?意外と知らないスナップ&リングの”寿命”と捨て時

ルアー釣りでもエサ釣りでも、意外と見落とされがちなのがスナップとスプリットリングの寿命。

強度は金属疲労によって確実に落ちていきますが、いつ交換すべきかが分からない釣り人って多いのではないでしょうか。

そこで今回は、記者が判断している方法をまとめてみました。

そもそもスナップ・リングは“消耗品”

ステンレスやスチール製のスナップ・リングは、使うたびに微細な曲げ・伸びの応力を受けています。

ルアー交換やファイトで力が掛かると、なおさら。

そして金属疲労は、1度劣化が始まると一気に破断する特性があるんです。

肉眼で確認できる劣化のサイン

① 形状がわずかに歪んでいる

1mmのズレでも強度は大幅に落ちます。

スナップであれば開きグセが付いてしまったり、リングであれば隙間が空いたり。新品と見比べて、少しでも変形していれば交換の合図!

② 表面がザラつく・曇る

海水による腐食や摩耗が進むと、金属光沢が鈍くなります。このとき、指先で触るとザラつきを感じます。

記者的交換の目安

スナップの場合

・ライトゲーム:2〜3釣行ごと
・青物ジギング:毎釣行交換が基本
・大型ターゲット:魚を掛けたら交換するのが安全

スプリットリングの場合

・ジグの交換が多い人ほど寿命が短い
・大型魚を掛けたら必ず交換
・海水使用のものはサビが出る前に交換

定期的な交換が大事

スナップ・リングの寿命は、肉眼で見える変形・曇り・戻りの悪さから判断できる部分と、内部で進む“隠れ疲労”があります。

迷ったときは定期的に交換です!

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