美味しい魚を釣りたいアングラーに紹介したいのが、和歌山・串本のフィッシング隼で楽しめる「アジノマセ根魚便」です。

魚影が濃い串本沖で、高級魚のオオモンハタやアカハタが狙える魅惑の釣り。記者も体験してから、また行きたくてたまらない釣りの1つになりました。

今回は、つりそく船釣りクラブのメンバー14人で釣行。当日の熱い模様をお届けします。

美味しい高級魚が狙える魅惑の串本沖

フィッシング隼のノマセ釣りの魅力は、まず美味しい根魚が狙えること。

そしてもう1つは、生きのよいアジを船宿で用意してくれることです。そのため、アングラーはエサを持参する手間がなく、非常に有り難いサービスです。

午前6時半に出船し、2船に分かれてポイントへ。串本大島田代港を出て船は東へ進み、およそ30分で水深20m～35mの岩礁帯に到着しました。

多くの場合は、船を風や潮に任せて流すドテラ流しで広範囲を探ります。

仕掛けは胴付きの2本仕掛け。仕掛けは2セットで1000円（オモリは別）で、船で販売してくれます。

根掛かりに注意しながらステイを意識

根魚狙いのため、基本はベタ底を狙いますが、岩礁帯の攻めにはテクニックが必要です。

底取りとステイ
底に着いたら仕掛けをゼロテンションでステイさせます。

根を交わす
少しステイしたら、根掛かりしないようにフワッと仕掛けを上げて根を交わし、また底を取り直します。

この日は開始直後、アタリはあるものの掛からないことが多く、エサを上げてみると傷が付いているだけという、少しテクニカルな状況でした。

しかし、パターンを掴むと少しずつ「ヒット！」の声が上がり始めます。

慣れていない人でも、船長から釣り方やコツを丁寧に教えてもらうと、すぐにヒット。アカハタが上がりました。

アカハタを中心に、中には50cmの大型オオモンハタもヒットするなど、根魚の魚影の濃さを実感しました。

最終的に2船とも全員ボーズなしという好釣果で納竿となりました。

根魚の魚影が濃い串本沖では、時折、ラインブレイクするような大物のアタリもあります。

メインターゲットはアカハタ、オオモンハタですが、何が釣れるか分からないのも、串本沖のノマセ釣りの大きな魅力です。

フィッシング隼は、釣り方やコツなども丁寧に教えてくれる親切さも魅力です。

釣り終わりは串本で美味しい海鮮丼

せっかく串本に来たのだから、釣りが終わってそのまま帰るのはもったいない！串本には美味しい飲食店がたくさんあります。

今回、参加者たちと行ったのは、国道42号沿いにある「SABAKI DINING」。ここは、新鮮な魚を食べることができる海鮮丼専門店で、フィッシング隼が運営しているお店。

何と、フィッシング隼のスタッフが漁で獲ってきたり、育てた魚を食べることができます。

筆者が食べたのは、日替わり海鮮丼。キハダやブリ、アカハタ、マダイ、さらにはアオリイカなど、美味な海の幸がたくさん入っていました！

また、併設された「SABAKI」では、魚を有料で捌いてもらうことができるので、こちらもオススメです。

 

魅力溢れる、串本の”アジノマセ根魚便”。初めての方でも十分釣果が期待できる釣りなので、美味しい根魚を釣りに、ぜひ行ってみてください。