三重県尾鷲での釣りを終え、空腹を満たそうと立ち寄った先で出会った一皿のパスタ。そこに添えられていたエビのビジュアルに、筆者の目は釘付けになりました。

▲尾鷲で食べた絶品のクモエビパスタ
細長いハサミを持つその姿に、最初は「淡水の手長エビかな?」と予想したのですが、地元の方に尋ねると、尾鷲周辺では「クモエビ」の名で親しまれている海の幸とのこと。

▲一緒に行ったKIYO氏もその美味しさに驚いていました
正体は深海の珍味「オオコシオリエビ」
気になって調べてみたところ、このクモエビの標準和名は「オオコシオリエビ」とのこと。少しばかり呼びにくい名前ですね(笑)。
尾鷲や紀伊長島のポピュラーな味
このエビは水深数百メートルの深海に生息しており、底引き網漁が盛んな尾鷲や紀伊長島では非常にポピュラーな食材として知られています。その見た目がクモを連想させることから、地元では親しみを込めてクモエビと呼ばれているようです。
濃厚なダシが決め手
パスタでいただいた際の味わいは、とにかく濃厚。エビ特有の甘みはもちろんですが、殻から溶け出す旨みがソース全体に深みを与えていました。地元では味噌汁の具材にするのが定番だそうで、極上のダシが堪能できるといいます。
釣り帰りの「ラッキー」を探して
このクモエビ、飲食店だけでなく稀に地元のスーパーや鮮魚店に並ぶ場合もあります。水揚げ量や時期に左右されるため、店頭で見かけたらラッキーです。
味噌汁にするだけで料亭のような味わいを楽しめるため、料理が苦手なアングラーでも手軽に扱えます。
尾鷲の海にはこうした隠れた美食がたくさんあります。釣りを楽しむのはもちろん、その土地ならではの食文化に触れるのも遠征の醍醐味に他なりません。
尾鷲エリアを訪れた際は、ぜひレストランのメニューやスーパーの鮮魚コーナーをチェックしてみてください。クモエビの濃厚な旨みに、きっと驚かされるはずです。

























