冬の荒海が生んだ「海の宝石」、寒ブリ。 脂が乗りに乗った極上のブリを求めて、釣り人なら一度は「聖地」での釣行を夢見るのではないでしょうか?
今回は、「寒ブリ狙うならここ!」な、日本三大ブリ漁場をご紹介します。

①京都府・伊根(伊根湾)
「伊根の舟屋」で有名な京都・丹後半島の伊根町。歴史あるブリの聖地です。
ここで獲れる天然ブリは、極寒の日本海で脂を蓄えきっており、別格の旨さを誇っているのだとか。
また、今や全国区の「ブリしゃぶ」は丹後地方(伊根など)が発祥と言われているそうで。
と、いうのも、伊根の寒ブリは脂が濃厚すぎるため、さっと湯に通して“わざわざ脂を落とすために”生まれた文化なんだとか。
②富山県・氷見(富山湾)
言わずと知れた寒ブリの代名詞。
産卵直前の最も脂が乗った状態で、富山湾という「天然の生け簀」に入り込みます。
「ひみ寒ぶり」のブランドは、魚体の大きさや重さなど厳しい基準をクリアしたものだけに許された称号!
③長崎県・五島列島
漁獲量と魚影の濃さで日本のブリ漁獲量を支えるエリア。
玄界灘の激流にもまれ、運動量豊富なブリが育つそう。北陸の寒ブリよりもシーズンが長く、ジギングの聖地としても有名です!

どの漁場も、冬の海は厳しさがありますが、その先には黄金に輝く最高の寒ブリが待っています。防寒対策を万全にして、最高の1本を釣り上げてください!

























