キーンと冷えた空気が冬本番を感じさせる12月後半。釣り人にとっては防寒対策が欠かせない季節ですが、海の中はまだまだアツいターゲットで賑わっています！

今回は、兵庫・明石エリアの船釣り最新釣果（12月15日～12月21日）をピックアップ。

年末年始の食卓を彩る「高級魚」たちが、明石沖で好調に上がっています。釣り納めの計画がまだの方、あるいは初釣りのターゲットを探している方、必見の情報をお届けします。

冬の癒し系アイドル「メバル」シーズン到来！

冬の船釣りの代名詞とも言えるメバル。いよいよ明石発、メバル便が本格始動しています。

この期間の釣果では、良型のメバルがコンスタントに顔を見せています。明石海峡の激流に揉まれたメバルは筋肉質で、煮付けにしても刺身にしても絶品。特にこの時期は、繊細なアタリを捉えて掛けるゲーム性の高さと、連掛けした時の重量感がたまりません。

数釣りも期待できるシーズンだけに、クーラーボックスを良型のメバルで埋め尽くすのも夢じゃないかも！？

ド迫力の「ヒラメ＆青物」！ノマセ釣りで強烈な引きを堪能

活きアジを泳がせて大型魚を狙う「ノマセ釣り」。12月後半も青物とヒラメが絶好調です。

特筆すべきはヒラメのサイズ感！期間中には50～65cmクラスの肉厚な良型ヒラメが上がっています。「座布団」と呼びたくなるようなサイズがまじり、船上は興奮の渦に。さらに、70cmオーバーのメジロやハマチなど、青物の回遊も活発で、竿を大きく曲げる強烈なファイトが楽しめます。

高級魚のアコウやマダイといった嬉しいゲストも。一発大物を狙って、寒さを吹き飛ばすような熱いバトルを楽しみませんか？

 

鍋の主役確保！良型「ショウサイフグ」が乱舞

寒くなればなるほど美味しくなるのが、フグ。明石発、ショウサイフグ狙いが大人気です。

この週も、明石沖ならではの良型ショウサイフグが好調にヒット！カットウ釣りで繊細なアタリを掛けにいくテクニカルな面白さは、一度味わうとヤミツキになります。サイズが良いので、数尾釣るだけでも十分なお土産に。

釣ったフグは船宿で免許を持ったスタッフが身欠き（有毒部位の処理）をしてくれるので、帰宅後は安心して料理できるのも大きな魅力です。今夜は極上の「フグ鍋」で決まりですね！

メバル、ヒラメ、フグと、まさに冬の味覚オールスターといったラインナップ。どのターゲットも食味が抜群で、釣ってよし、食べてよしの最高のシーズンです。

年末に向けて予約が埋まりやすい時期ですので、釣行計画はお早めに！防寒対策を万全にして、冬の明石の海を楽しんでくださいね。

※釣果は天候や潮回りにより変動します。最新情報は各船宿のホームページや電話でご確認ください。