釣具店に行くと、ついついルアーや小物に目が行きがちですが、実は釣果を左右する一番のキモは「ライン(釣り糸)」だったりします。
分かってはいるんです。「そろそろ巻き替えないとなぁ」と。でも、お店にリールを持っていくのは面倒だし、かといって自宅で一人で巻こうとすると、足の指でボビンを挟んだり、割り箸を通してみたり……結局テンションが掛からずに緩く巻けてしまい、釣り場でライントラブル発生。そんな経験、ありませんか?
今回は、ベテラン勢には「今さら?」と言われるかもしれませんが、これから本格的に釣りを始める人や、まだ持っていない人には「リールを買うならセットで買うべき」と断言できる、第一精工の「高速リサイクラー2.0」についてお話しします。
正直、これがあるだけで釣りの準備が「作業」から「楽しみ」に変わります。
そもそも「高速リサイクラー2.0」って何?
一言で言うと、「自宅で、一人で、最適なテンションでラインの巻き替えができるマシン」です。
机やテーブルに万力のようにガッチリ固定し、ラインのボビン(スプール)をセットする。あとはリールのハンドルを回すだけ。これだけの道具ですが、発売以来ロングセラーを続けるには理由があります。

初めて見る方に知ってほしいポイントは、ただ糸を巻くだけではない、その「精度の高さ」です。
特にPEラインを使う場合、リール(スプール)に強めのテンション(負荷)を掛けて巻かないと、下の糸が食い込んでしまうトラブルが起きます。 この「高速リサイクラー2.0」は、内蔵されたボールベアリングと調整ネジによって、均一かつ強力なテンションを掛け続けることができます。

単体スプールと連結スプール用に2種類のシャフトが付属
・誰かにボビンを持ってもらう必要がない(一人で完結)
・お店レベルのガチガチなテンションで巻ける
・3.5倍速ハンドルで、リールから空ボビンへの回収も爆速
「緩く巻いてしまったせいで、キャストした瞬間にバックラッシュ……」そんな悲劇を未然に防いでくれます。
場所を選ばず「ガッチリ固定」できる、それが最大の理由

ライン巻き替え機で一番重要なのは、実は「動かないこと」です。 テンションを掛けて巻く際、土台がグラグラしていては均一に巻くことができません。
「高速リサイクラー2.0」の最大の特長は、机やテーブルに万力のように挟み込んでロックする「クランプ式」を採用している点です。
・最大43mm幅の机まで対応
・クランプの形状が秀逸で、一度締めればズレない
・机を傷つけにくいノンスリップゴム仕様
この「ビクともしない安定感」があるからこそ、安心してリールのハンドルをゴリゴリ回せるのです。リビングのテーブルでも、自分のデスクでも、取り付けられる場所さえあれば、そこが即座に「専用メンテナンスルーム」に早変わりします。

実は「裏返し」も? 豊富なオプションパーツで進化する
本体だけでも十分優秀ですが、実は拡張性がすごいのもマニア心をくすぐるポイント。オプションパーツを追加することで、さらに便利な使い方が可能になります。
特に注目なのが、ライン代の節約に直結する「ラインの裏返し(逆巻き)」です。
PEラインなどは、実際に魚とやり取りするのは先端の数十メートルだけ。スプール奥にあるラインは新品同様です。「高速リサイクラー2.0」に別売りのオプション「逆巻きスプール3変化」を組み合わせれば、「リールから抜いた糸を、天地逆転させて再びリールに巻く」作業がスムーズに行えます。

「逆巻きスプール3変化」使用例
これだけで、3,000円〜5,000円する高級ラインの寿命が実質2倍に。「オプション代なんてすぐに元が取れる」と言われる所以です。
他にも、電動ドライバーを使って回収作業を自動化する「楽速電ドラビット」など、自分のスタイルに合わせて進化させられるのも、長く愛される理由でしょう。

電動ドライバーに装着して巻き取りを楽に速く行えるオプションパーツが「楽速電ドラビット」
ラインの不安は、釣りの不安に直結します。 「いつ巻いたか分からないライン」で大物をバラす悔しさを味わう前に、自宅にこのマシンを一台、配備してみてはいかがでしょうか。
週末の釣行前、好きな音楽でも聴きながら、カリカリと完璧なテンションでラインを巻き替える時間は、釣り人にとって至福のひとときですよ。

カラーも3色から選べます!
第一精工公式「高速リサイクラー2.0」の詳細ページはこちら


























