【初心者向け】釣った魚を最高に美味しく!簡単な「締め方・血抜き」の手順

「魚が釣れた!やったー!」 その喜びの次に大切なのが、魚を「締める(しめる)」という作業です。

「難しそう…」と思うかもしれませんが、これをすることで魚が苦しまずに済み、何より持ち帰った時の味や臭みが劇的に変わります。

今回は、初心者でも失敗しない、最も基本的で効果的な「脳天締め」と「血抜き」の方法をイラスト付きで解説します。

必要な道具はこれだけ!

まずは道具の準備です。高価なものは必要ありません。

フィッシングナイフ(またはキッチンバサミ)

出典:がまかつ「マルチフィッシュシザー21cm LE129」

小魚や中型魚なら、頑丈なキッチンバサミが安全で使いやすくおすすめです。

釣って食べる派の必需品!美味しく持ち帰るための最新釣り用ナイフ2選【がまかつ&ダイワ】

フィッシングピック(またはアイスピック、キリ)

出典:第一精工「MC Tハンドルナイフ #70」

脳天締めをする時に使います。ナイフの先でも代用できますが、専用ピックがあると安全です。

水汲みバケツ

出典:ダイワ「活かし水くみ(J)」

血抜きの際に海水を入れます。

クーラーボックス & 氷

出典:シマノ「フィクセル 22/30L」

最後に冷やすために必須です。

手順1:脳天締め(魚を即死させる)

魚が暴れてエネルギーを使い果たすと、旨味成分が減ってしまいます。まずは脳天締めをして、魚の動きを止めましょう。

狙う場所はここ!

魚の眉間の少し上、または「目の斜め後ろ」あたりに、骨が柔らかくなっている窪みがあります。ここが脳天です。

①両目の間、少し頭頂部寄りの位置にピック(またはナイフ)で垂直に刺さる角度を確保。

②魚が動かないようにしっかり押さえます(タオルや魚バサミを使うと安全)。
ピックやナイフを、脳天へ向かって一気に突き刺します。

★成功のサイン

ピックが脳に届くと、魚が「ビクッ!」と大きく痙攣し、口が開き、ヒレがピンと立ちます。その後、動かなくなれば成功です。

手順2:エラを切る(血の出口を作る)

心臓が止まる前に、太い血管を切って血を抜きます。血が残っていると、生臭さの原因になります。

切る場所はここ!

エラブタを持ち上げると見える、赤いエラそのものではなく、「エラと背骨がつながっている膜」を切ります。

①エラブタを開き、エラの上部奥(背骨側)にナイフを入れます。
②背骨に当たる感触があるまでしっかり切ります。ハサミの場合は、エラごとジョキンと切ってしまってもOKです。

手順3:海水で振る(血を出し切る)

切っただけでは血は完全には抜けません。海水の力を借ります。

①海水を汲んだバケツに、頭から魚を入れます。
②尻尾を持って、水中で数回フリフリと振ります。こうすることで血が抜けやすくなります。
③そのまま5分〜10分ほどバケツに入れておきます(水が真っ赤になったら一度替えましょう)。

エラの色が白っぽくなっていたら、血抜き完了です!

手順4:しっかり冷やす(鮮度キープ)

最後に一番重要なのが「冷やし込み」です。ここで失敗すると全てが台無しになります。

層の順番(下から)

・氷または保冷剤
・タオルや新聞紙(氷の上に敷く)
・ビニール袋に入れた魚

注意点

氷に直接当てない: 魚が「氷焼け」して身が白くなってしまいます。タオルや新聞紙を挟むか、ビニール袋に入れましょう。
海水氷(潮氷)がベスト: クーラーボックスに氷と海水を入れ、キンキンに冷えた海水を作って漬け込むのが、最も早く芯まで冷えます(家に帰ったら水から出してください)。

まとめ:美味しく食べるまでが「釣り」です

・脳天を刺して動かなくする
・エラの膜を切る
・海水につけて血を出す
・冷やして持ち帰る

この4ステップを行うだけで、スーパーで買う魚とは比べ物にならないほど美味しい魚が食べられます。 ぜひ次回の釣行でチャレンジしてみてください!

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