ただの道具じゃない。本気で「釣り人の目を守り、釣果を伸ばす」ためのアイウエア選び

「釣りに必要な道具、3つ挙げてください」

そう聞かれたら、あなたは何と答えますか? ロッド、リール、ルアー? あるいは、仕掛け、エサ、クーラーボックス?

もし私が同じ質問をされたら、間違いなくこう答えます。 「ロッド、リール、そして帽子とサングラスです」

これは私が釣りを始めたばかりの頃、人生の先輩に言われた言葉でもあります。「ロッドは魚を釣るための道具だが、帽子とサングラスは明日も釣り場に立つための道具だ」と。

針やルアーが飛んできた時、強烈な紫外線から目を守る時。サングラス(偏光グラス)は、単なるファッションアイテムではなく「安全装備」であり、さらに言えば水中を丸裸にする「最強の武器」でもあります。

今回は、そんなマストアイテムの2025年秋冬~2026年注目モデルを、シマノ・ダイワ・がまかつの3大メーカーからピックアップ。「どれを選べばいいか分からない」という迷える釣り人のために、カタログスペックの羅列ではなく、「誰が、どんなシーンで使うべきか」という視点で紹介していきます。

【シマノ】「見えすぎ」注意? タレックス搭載の磐石モデル

まずはシマノ。ここの強みはなんといっても、偏光レンズの最高峰「TALEX(タレックス)」社製レンズを純正で採用している点でしょう。「世界一明るい偏光レンズ」とも称されるその視界は、一度味わうと戻れません。

①STL501|街使いもOKなボストン型に「クリアグレー」が登場

クリアグレー/トゥルービュースポーツ

「ガチすぎるデザインはちょっと…」という方に支持されている人気モデルSTL501。 丸みを帯びた大きめのボストン型フレームは、視界が広く、フレームの端が気にならないのがメリット。このモデルに2026年3月、新色「クリアグレー」フレームが追加されます。

注目はレンズの組み合わせ。

・クリアグレー/トゥルービュースポーツ:迷ったらコレ。自然な色合いとコントラスト性能を両立した万能カラー。

・クリアグレー/イーズグリーン:朝夕のマズメ時や曇天時に最強。薄暗くても明るく見える魔法のようなレンズ。

透け感のあるグレーフレームは、重たくならず、釣り帰りのコンビニやカフェでも浮きません。トレンドを押さえつつ、中身はガチのタレックス。このギャップが現代のアングラーに刺さります。(2026年3月発売予定)

価格は33,000円。

シマノ公式「STL501」詳細ページはコチラ

②STL101|フラッグシップが纏う、渋さを極めた「マットスモーク」

マットスモークグレー/マスターブルー

一方で、「俺は1分1秒、水中の変化を逃したくない」というストイックな方にはSTL101。 チタンフレームによる剛性と軽さ、そして別体ノーズパッドによる微調整機能で「ズレない」を極めたフラッグシップモデルです。こちらには2026年6月、新色「マスターブルー」と「トゥルービュー」のレンズカラーが追加されます。

・マットスモークグレー/マスターブルー:澄み潮やディープエリアで真価を発揮する、青系レンズの決定版。

・マットスモークグレー/トゥルービュー:裸眼に最も近い見え方。長時間掛けても疲れない、基本にして頂点のカラー。

道具にこだわり抜くベテランアングラーの所有欲を満たす、質感の高い仕上がりになっています。(2026年6月発売予定)

価格は36,000円。

シマノ公式「STL101」詳細ページはコチラ

【ダイワ】現場の声から生まれた「実戦仕様」のレンズ追加

ダイワのアイウエアは、ラインナップの幅広さが魅力。最高級モデルからエントリーモデルまで、「釣り人の悩み」を具体的に解決するギミックが満載です。

③TLX 025|帽子と干渉しない名作に、鉄板レンズが追加ラインナップ

ラスターオレンジ

TALEXレンズを搭載したダイワのハイエンドTLX 025。 このモデル最大の特徴は、キャップを深く被ってもツルが干渉しない「ショートテンプル設計」。耳が痛くなるストレスから解放してくれる名作ですが、2026年5月、ここにアングラー待望のレンズカラーが追加されます。

・トゥルービュー
・ラスターオレンジ
・イーズグリーン ブルーミラー

特に注目は「ラスターオレンジ」。ローライト時でも明るさを確保しつつ、濁りの中でもストラクチャーや魚のシルエットをくっきり浮かび上がらせるコントラスト性能は必見。 サイトフィッシングで「あと1尾」を捻り出したい時、この「帽子と干渉しないフレーム」×「実戦的レンズ」の組み合わせが強力な武器になります。(2026年5月発売予定)

価格は32,500~34,500円。

ダイワ公式「TLX 025」詳細ページはコチラ

④DN-8066(トリアセテート偏光グラス)|「とりあえず一本」なら迷わずこれ。驚異のコスパ

グレーアイスブルーミラー

「偏光グラスに数万円は出せない…」という初心者の救世主が、このDN-8066。 トリアセテートレンズ採用のハイコスパモデルですが、侮るなかれ。両面にハードコート加工が施されており、傷に強い。

約24gという軽さは、長時間掛けていても苦になりません。30%という汎用性の高い可視光線透過率は、朝マズメから日中までこれ一本で対応可能。サブ機として車に積んでおくのも賢い選択です。(2026年5月発売予定)

価格は6,800円。

ダイワ公式「DN-8066 (トリアセテート偏光グラス)」詳細ページはコチラ

【がまかつ】質実剛健。男心をくすぐる「ギア感」

最後はがまかつ。竿同様、アイウエアも「現場でのタフさ」と「使い勝手」にこだわった、いぶし銀なモデルが揃っています。

⑤偏光サングラス GM1795|重厚に見えて実は軽快。大人のメタルフレーム

スモーク

偏光サングラス GM1795は、一見すると重厚感のあるメタルフレームデザイン。ですが、掛けてみると良い意味で裏切られます。 ステンレスフレームを採用し、錆に強く頑丈でありながら、締め付け感を抑えた設計。調整可能なノーズパッドでフィット感も抜群です。

「プラスチックのフレームは安っぽくて嫌だ」というベテランアングラーの所有欲を満たす、質感の高い一本。

価格は9,800円。

がまかつ公式「偏光サングラス GM1795」詳細ページはコチラ

⑥偏光サングラス GM1796|風も光も通さない、攻撃的スポーツモデル

スモークグリーン

よりアクティブに動くルアーマンや磯師には偏光サングラス GM1796。 顔のラインに沿ったカーブ形状が、隙間から入る風や光を物理的にブロック。コンタクトレンズ派の釣り人にとって、風の巻き込み防止は涙目対策として超重要です。

バネ性のあるヒンジを採用しているので、脱着もスムーズ。過酷な環境下でこそ真価を発揮する、まさに「ラグゼ(豪華)」な一本と言えるでしょう。

価格は13,500円。

がまかつ公式「偏光サングラス GM1796」詳細ページはコチラ

結論:目は「変えが効かない」最大のタックル

ロッドやリールは壊れても買い替えられますが、あなたの目は買い替えられません。 今回紹介したモデルは、価格帯もデザインもいろいろですが、どれも「釣り人の目を守り、釣果を伸ばす」という目的は同じです。

まずは釣具店で、実際に試着してみてください。 顔の形にフィットし、掛けた瞬間に「あ、水の中が見えるイメージが湧く」と感じた一本こそが、あなたの2026年のベストパートナーになるはずです。

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