「あと1パイがなかなか遠い……」。そんなテクニカルな状況が増えている近年のイカメタル&船タコシーン。多くのアングラーが壁にぶつかる中、墨族ブランドでお馴染みの「ハリミツ」から、2026年のトレンドを決定づけるような新製品情報が届きました。 注目すべきは、「イカとタコの違和感を排除する」という設計思想です。現場主義のハリミツが放つ、戦略的ニューアイテムの正体に迫ります。
1. 【イカメタル・オモリグ】「SV-1ピンク」×「遊動式」が導く新境地
まず注目したいのが、新しくラインナップに加わったリーダー類です。共通して採用されているのは、サンラインの定評あるピンクのハリス「SV-1」です。水中でのステルス性が非常に高く、警戒心の強い大剣(大型ケンサキイカ)にもプレッシャーを与えません。

オモリグの釣果を左右するのは、エギがいかにストレスなく動くかです。この「フリー」は、遊動部を設けることでシンカーの重みをイカに感じさせない仕様になっています。違和感なく抱かせ、繊細なアタリをダイレクトに手元へ届けてくれそうです。


こちらはプロトタイプなので、遊動範囲はもう少し広くなるかもしれませんとのこと
その名の通り、ドロッパーを「漂わせる(ドリフト)」ことに特化した遊動式リーダーです。潮が緩い時や、スレきった状況でこそ真価を発揮します。水中でのナチュラルなフォールを演出することが可能です。
2. 【船タコ】2026年「午年」を制するのは“黒い刺客”
船タコ界を席巻する「蛸墨族」からは、恒例の干支カラーが登場します。2026年の午(うま)年に選ばれたのは、意外にも「黒」でした。

午=茶色をあえて外したカラーリングです。実は「黒」という色は、タコ釣りの隠れたヒットカラーでもあります。シルエットをはっきり出しつつ、下地のグローでアピールする「ブラックホース」は、濁り潮や深場での最終兵器になりそう。



さらに今期は、タコの視覚を惑わす「左右非対称カラー」も見逃せません。タコエギでは定番のイエローとグリーンは、「あと一歩、寄せて抱かせたい」という場面で、この明滅効果が大きな武器になりそうです。
3. 【船タコ】小型エギ「2.5号」がもたらす戦略的ローテーション
多くのアングラーが3.5号〜4号をメインに据える中、一部のエキスパートが密かに使い続けていたのが「小型エギ」の存在です。

新色のオレンジ
2.5号モデルは、単なるダウンサイズではありません。食い渋り時はもちろん、ベイトサイズが小さい時や、多点掛けを狙う際のスッテ的な役割として活躍します。タックルボックスに忍ばせておくだけで、攻めの幅が格段に広がるはずです。こちらにも新色が追加!
これらの新製品は2026年春に発売予定となっています。イカもタコも、年々「賢く」なっていますが、道具の進化を味方につける者が、来シーズンの竿頭を掴み取ります。気になるアングラーの皆様は、ぜひお早めに釣具店でチェックをしてみてくださいね。

























