車を買い替えたくなる。2026年フィッシングショーで記者が本気で惚れた「遊べる車」

2月7、8日にインテックス大阪で開催された「フィッシングショーOSAKA2026」。最新のタックルやルアーが並ぶ中、記者が思わず足を止めたのは、3号館で異彩を放っていた「車」の展示エリアでした。

かつて釣り車といえば「汚れてもいい車」でしたが、今は違います。「いかに快適に、カッコよく、そして遊び尽くせるか」。その答えを体現していた、プラスラインとホンダの2大ブースをレポートします。

1. 「ヤマラッピ」も惚れ込んだ、エブリイの究極進化系「プラスライン」

まず人だかりが絶えなかったのが、大阪・八尾に拠点を構える「プラスライン」。 ここの目玉は、スズキ・エブリイをベースにしたリフトアップカスタム「HIGH STYLE」です。

そもそも、なぜこれほど釣り人に支持されているのか? 実は、エギング界のカリスマ・山田ヒロヒト(ヤマラッピ)さんが同社のカスタムカーを愛用していることがきっかけ。プロが求める「悪路走破性」と「積載力」、そして「見た目のカッコよさ」が詰め込まれたパッケージなのです。

記者が驚いたのは、その「完成度」と「コスパ」。 4インチリフトアップされた車体は、軽自動車とは思えない迫力で、磯場近くのぬかるみや凸凹道も余裕でクリア。さらに、車中泊用の専用ベッドキットが標準装備されたパッケージもあり、DIYの苦労なしに「届いたその日から釣り旅」に出かけられます。

店長さんに伺うと、『最近は奥様や家族の反対がない、どころか家族で使いたいと喜ばれるケースが多い』とのこと。たしかに、内装もオシャレで、ベッドを展開すれば家族3人が川の字で寝られる広さ。普段は4人乗りにすぐ戻せるので、平日は買い物、週末は本気の釣り車という二刀流が、今のライフスタイルに刺さっているようです。これで300万円台から手に入るなら、自分でコツコツいじるより断然お得に感じました

2. 「ステップワゴンにボートが載る!?」ホンダが見せた遊び心の真骨頂

続いて訪れたホンダブース。そこには、新型ステップワゴンと共に、1艇の小型ボートが鎮座していました。

「このボート、まさか……」という記者の予感は的中。 なんと、2馬力エンジンを搭載した折り畳み式の小型ボートが、ステップワゴンの広い荷室にスッポリ収まるという展示だったのです。

これは、ホンダが運営するWebサイト「Honda釣り倶楽部」のリアル版。2馬力ボートなら船舶免許不要で楽しめるため、アングラーにとって「マイボート」は究極の夢。それを、「ミニバンに積んで運ぶ」というスタイルで提案していました。

スタッフの方いわく、ボートを積んでもまだ道具を積む余裕があるとのこと。「Honda釣り倶楽部」では、車種別の道具の積み方や、釣った魚を美味しく食べるレシピなど、単なる「車の販売」を超えた釣りの楽しさを発信しています。

「ステップワゴン×2馬力ボートのパッケージ、そのまま売ってほしい!」と記者が伝えると、スタッフさんも苦笑いしていましたが、車があることで釣りの世界がここまで広がるのか、とワクワクさせられる展示でした。

まとめ:車はもはや「釣具」の一部である

今回、両ブースを取材して感じたのは、車が単なる「移動手段」ではなく、ロッドやリールと同じ「釣果を伸ばし、体験を豊かにするためのギア」として進化していることです。

悪路の奥にある秘境を目指すプラスライン、海上の自由を手に入れるホンダ。 次の1台を選ぶとき、あなたはどんな「釣り体験」を積み込みますか?

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