「餅は餅屋」と言いますが、釣果を左右する“糸”こそ、本気のラインメーカーを選びたい。
そう考えるのは記者だけ?
今回は、発売から20年以上愛され続ける、あの「ピンクのライン」の話。
魚を欺く「ピンク」の先駆け
始まりは2001年。まだ釣り業界に「ピンクのライン」が定着していなかった時代、サンラインから衝撃と話題を生んだ釣り糸が登場した。
それが「SV-1(ONE)」。

▲旧パッケージ
現在に至るまで「もっとも魚を欺いてきたライン」と言っても過言ではない、まさにピンクラインの始祖である。
しかし、なぜ「ピンク」なのか。人間から見れば派手に見えるこの色が、なぜ魚には見えないのか?
広島大学との共同研究で判明した「魚の視覚」

その答えは、広島大学大学院生物圏科学研究科との共同研究によって導き出された。
研究の結果、チヌ・グレ・マダイなどの魚は、実は「色盲」に近い状態であり、特に赤系統の光(波長580~700nm)に対する反応が極めて鈍いことが判明した。
一方で、魚は海中に豊富な「青緑色(約530nm)」の光には敏感に反応し、エサのコントラストを見分けているそうだ。

つまり、「人間には見えるが、魚には見えにくい色」こそが、ピンク(赤系統)だった……と。
「見えない」だけではない、SV-1の“消える”仕組み

「SV-1」に採用されている『マジカルピンク』は、単に色がピンクなだけではない。少し特別なピンクだ。
①特定波長をカット
魚が最も敏感に反応する「500~600nm(青緑色系)」の光を、SV-1は吸収する特性を持っている。
②キラつきを抑える
クリアなラインは光を反射・透過させるため、水中ではキラキラと輝き、魚に違和感を与えてしまう。対してSV-1は、光を吸収することでその存在感を希薄にしてくれる。
進化する「SV-1」

そんな「SV-1」は、令和に入った今も進化を続けている。
次回は、今ある「SV-1」シリーズについて紹介予定。配信をお楽しみに。
サンライン(SUNLINE)
1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。
独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。
最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!























