家族や友人と波の穏やかな海上で、のんびり竿を出す。そんな贅沢な時間を過ごせるのが和歌山県・串本のカセ釣りです。

▲串本のカセで狙える、脂が乗った美味しいグレ
中でも、大島フィッシングが案内する「センカイ」のポイントは、船に弱い方でもリラックスして楽しめる環境と、50cmに迫る「大型グレ」が狙えるポテンシャルを兼ね備えています。

▲大島フィッシング。船長がポイントまで案内してくれます
今回は串本のカセで楽しむ、グレ釣りの魅力をご紹介します。
■船酔いしにくいセンカイポイント
「センカイ」は、本州と大島を繋ぐループ橋の手前に位置するポイントです。

▲大島フィッシングが案内してくれる、グレポイント「センカイ奥」
目の前に防波堤がそびえ立つ特殊な立地のため、外海からの波が抑えられ、揺れが少ないのが特徴。船酔いが心配な方でも、安心して釣りに集中できます。

▲大島フィッシングのカセ
ここは単に穏やかなだけではありません。堤防がスリット状になっているうえ、基礎の石積みが急峻な駆け上がりを形成しており、グレをはじめとする、多種多様な魚が居着く絶好の隠れ家となっています。
■磯竿よりも「ライトルアーロッド」が有利?
グレ釣りといえば長い磯竿とウキを想像しがちですが、ここのカセでは「ズボ釣り」が主流です。 ハリスに針を結んだだけの極めてシンプルな仕掛けで、ダイレクトに魚の反応を察知します。

磯竿などの振り出し竿でもOKですが、積極的に掛け合わせるスタイルが求められるため、操作性に優れたライトルアーロッドなどの短竿も重宝します。
基本はズボ釣りで足元を探りますが、潮が堤防側へ流れるような状況では、ウキを付けたフカセ釣りで広範囲をカバーする準備があると万全です。
■2026年冬のトレンドは「冷凍イワシ」
今期の串本で特に注目を集めているのが、エサの選択です。例年は養殖ペレットが定番ですが、現在は「冷凍イワシ」への反応が非常に良好。 イワシのミンチをマキエとし、サシエには小さくカットした身を使用します。

▲エサの冷凍イワシ

▲サシエは小さくカット

▲マキエはミンチ状にする
この「イワシでグレを釣る」意外性が、今シーズンの面白さと言えます。予約時に伝えておけば、船長が新鮮なイワシブロックを用意してくれます(2026年1月現在、1枚3000円)。
■実戦!ズボ釣り攻略のポイント
攻略の鍵は、繊細なアタリを見極め、一気に勝負を決めることです。
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マキエを撒く:マキエを定期的にパラパラと投入し、魚を寄せ続ける。
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タナを合わせる: 底から3~5mほど上げた位置で仕掛けをステイさせる。
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誘いとアワセ: 時折、竿をゆっくり上げ下げして存在をアピール。
ここのグレはエサを咥えたまま動かない「居食い」が多く、穂先をググッと押さえ込むような違和感があれば、即座に積極的に掛けにいく姿勢が求められます。
エサ取りの激しいアタリと、本命の重みのあるシグナルを見極めるのが釣果を伸ばすコツです。
底付近は根が荒いため、掛けた後は一気に勝負を決める必要があります。
ドラグは「強く引けば滑る」程度に調整し、40cm、時には50cmに迫る特大級の引きを真っ向から受け止めてください。

▲脂が乗って美味しい「センカイ奥」で釣れるグレ
※写真はイメージです

























