【オニカサゴの釣り方】刺されたら激痛、食べたら天国。愛昌丸で楽しむライトオニカサゴ釣りと食い渋り打破の秘策

知る人ぞ知る、船釣りの人気ターゲット「オニカサゴ」。標準和名は「イズカサゴ」と言い、その美味しさで多くの船釣り師を虜にしている魚です。

▲美味しいオニカサゴ

今回は、三重県紀北町・島勝浦の愛昌丸でのオニカサゴの釣り方をお届けします。

▲島勝浦の愛昌丸。紀北町最大級の快適な遊漁船です

▲愛昌丸の篠田船長。親切で穏やかな船長です


■ 港から20~30分の好立地! 魚影の濃い島勝沖

島勝沖最大の利点は、ポイントへの圧倒的な近さです。港を出てわずか20~30分ほどで本命ポイントへ到着します。

  • 水深: 80~100m前後。深場釣りの中では比較的ライトに楽しめます。

  • ターゲット: 40cm超の大型オニカサゴを筆頭に、ウッカリカサゴ、マハタ、アヤメカサゴなど豪華な根魚たちが顔を見せてくれます。

▲筆者が行った2月3日は40cmオーバーの大型が続々と登場しました


■ タックル&仕掛け:基本は「天秤ズボ釣り」

操作性と感度を重視した、8対2調子のセッティングが基本です。

▲天ビンズボ仕掛け

▲市販のオニカサゴ仕かけ

▲オニカサゴ狙いにはケイムラ針がよいらしい

💡 ワンポイントアドバイス

潮が緩い場面では、仕掛けを漂わせるためのフロート(浮き)付きモデルが非常に効果的です。


■ エサの工夫:サバの切り身を「削ぐ」のがベテランの技

メインのエサはサバの切り身ですが、厚いままだと海中で回転してしまいます。身を薄く削ぎ、ヒラヒラと舞うように調整するのが釣果を伸ばすコツ。

また、当日のようにアタリが遠のくテクニカルな状況では、あえてセオリーを外した「シルエットを小さくする作戦」が突破口となります。

  1. 針の変更: ムツ針 → 伊勢尼13号(ケイムラ)

  2. エサの変更: 小さめのアジ切り身を選択

大型狙いは「大きなエサ」が定石ですが、低活性時はこの「小さく見せる」工夫が40cm級を呼び込みます。

▲食い渋り対策に小アジの切り身に伊勢尼13号のハリを使うのがよいことも


■ 実戦! 誘い方と取り込みのステップ

  • 棚取り: 糸フケを素早く取り、底から0.5~1mほど上げてステイ

  • 誘い: 30秒ほど待って反応がなければ、再度着底させてから竿1本分ゆっくり持ち上げ、誘い直す。

  • アワセ: 即合わせは厳禁。竿先を少し送り込むか、ゆっくり聞き合わせるイメージで食い込ませます。

  • 取り込み: オニカサゴは海面まで激しく抵抗します。口が弱いため、必ずタモを使用しましょう。

▲仕掛けを下ろす時は、糸フケが出ないようにサミングしながら下ろしていきます

▲時おり上下に誘うことでオニカサゴが反応します


■ 【重要】毒トゲの処理は迅速に!

オニカサゴのヒレなどには強力な毒トゲがあります。刺されると激痛が走るため、釣り上げたらすぐにハサミでカットしましょう。

  • 必須アイテム: 魚バサミ、強力なハサミ

  • 手順: 取り込んだ後、暴れているうちに落ち着いて処理を済ませてからクーラーへ。

市場には出回らない「釣り人の特権」。愛昌丸の大型船で、ゆったりと深海の宝石を狙ってみてはいかがでしょうか。

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