「内側」から光るだと…!? ケミライト×フラッシュブーストの変態ギミックに驚愕/「タコマスター スッテ L フラッシュブースト」

新製品総力特集2026

毎度、シマノのタコ新製品には驚かされてしまう。

例えば、2年前に発売された「タコマスター スッテM フラッシュブースト」。メッカ明石では、あれよあれよと人気沸騰し、あっという間に店頭在庫が枯れてしまったとも。

そんな「タコマスター スッテM フラッシュブースト」の兄弟分が2026年5月に登場するのだが、これがまた画期的な機構を搭載していて面白い。

タコマスター スッテ L フラッシュブースト【シマノ】

2026年05月 発売予定

出典:シマノ

タイプ 全長(mm) 重量(g) 本体価格(円)
シンキング 95 22 1,740円

シマノ公式「タコマスター スッテ L フラッシュブースト」詳細ページはこちら

無限のアピールを生むカスタマイズ性

仕掛けの抵抗を減らすのが基本とされる反面、アピール不足に陥るジレンマを抱えがちだ。

タコマスター スッテ L フラッシュブースト」はボディ単体へ様々なアレンジを加えられる新機構を2点備え、この課題をクリアしている。

チューニングホール

大注目したいのが、ボディ中央に設けられた穴。

ここにケミカルライトを挿入し、内蔵のフラッシュブーストと連動させて光を拡散させたり、タイラバ用スカートやブレードを通したりできる。結束バンドを使えばエサの固定にも役立ってくれる。

たかが一つの穴。されど、この穴が釣りの幅を大きく広げてくれそうな気がしていて。

チューニング専用アイ

カンナ中央部に配置。手軽にブレードなどを追加でき、釣り人の思い描くカスタムを実現できる。

動と静のメリハリと大音量サウンド

Mサイズで絶大な評価を得ていた「釣れるハイレスポンス設計」を、ボディサイズを拡大しつつ継承しているそうで。

「タコマスター スッテ L フラッシュブースト」のアクションは「ロールしながら、ふわふわ」と動き、フラッシュブーストの反射板を効果的に光らせる。

シャクリを止めると即座に水平姿勢へ移行し、ゆっくりとフォールしてタコに抱かせる間を与える設計となっている。

さらに、ボディ内部へ大きな金属球を配置。タコが好むとされる中音域のラトルサウンドを鳴らし、深場や濁りの強い状況でも聴覚へ強烈にアピールする。

刺さりを追求したステンレスカンナ

カンナの素材には、Mサイズ同様、高強度で錆びに強い国産ステンレスを採用。

ボディの拡大に伴ってカンナもサイズアップしており、タコが覆いかぶさった際も深く力強くフッキングが決まる。180度以内の半傘3本バリ仕様を採用し、根掛かりのリスクも抑えている。

【インプレッション】MとLの使い分けについて

タコマスタースッテ L フラッシュブーストは、私の持っているタコ釣りの知見と知識を全て注ぎ込んで開発した自信作です。前作のタコマスタースッテ M フラッシュブーストは、小さいアクションでレスポンスよくアピールし、止めれば水平姿勢でフォールして抱かせの間を演出します。そして、フラッシュブーストのおかげで静止時もアピールしてくれる。そのため「誰が使ってもマダコが釣れるスッテ」として、ご支持をいただいたのだと思っています。

今作のタコマスタースッテ L フラッシュブーストは、24年に登場したMサイズの「誰が使ってもマダコが釣れるスッテ」というコンセプトはそのままに、さらに多くの魅力的な要素を詰め込んだスッテです。一見、ちょっと大きくなっただけじゃないの? と思われてしまいますが、前作とは全く違うスッテだと思っていただきたいです。まず、アクションが全然違います。タコマスタースッテ M フラッシュブーストのアクションを“クイックにポンポン跳ねる”と表すのであれば、今作は“ロールしながら、ふわふわ”。このロールアクションが、ヒラを打つようにフラッシュブーストの反射板をギラッとフラッシングさせるんです。

そして、ボディに設けたチューニングホールですね。最初はフラッシュブーストを中から光らせることはできないか? という考えからスタートして、試行錯誤を重ねて辿り着いたのが、この穴なんです。完成品にケミカルライトを挿してみると、驚くほど光ったんです。しかもその光が、心臓が鼓動を打つようにフラッシュブーストが拡散させるんです。コレはすごいな、と。光源のない深場を攻める時なんかは一人勝ちすると思います。

このチューニングホールのおかげで、相当カスタムの幅が広がりました。オレンジ、ピンク、赤、緑…と、ケミカルライトの色をその日によって変えるのも面白いです。また、ラトルを挿してサウンドを追加したり、鯛ラバのネクタイを通して動きのアピールを足したりしています。あとは結束バンドも通せるので、エサ巻きが許可されているエリアでは重宝しています。チューニングホールひとつでいろいろ遊べるので、良いカスタムを思いついた方がいたら教えて欲しいくらいです(笑)。

ほかにも、ボディ内部のウェイトルームと、金属ラトル球がぶつかることで大きなラトルサウンドを発生させるのですが、この音にもこだわりました。タコは中音域を好むと言われているので、なるべく高い音が鳴らないようにしています。あとはカンナですね。前作で好評をいただいていた、錆びに強くて折れにくい国産ステンレス素材はそのままに、サイズを上げて掛かりしろを広くしています。ハリ先も非常に鋭いので、めちゃくちゃ掛かります。

タコマスタースッテ M フラッシュブーストとの使い分けを簡単に言えば、潮がかなり緩い時はL、少し潮が効いている時はM。MとLの組み合わせもオススメで、カンナの位置が離れるので絡みにくくなります。速潮の「タコマスター フラッシュブースト 3.5号」、緩潮の「タコマスタースッテ L フラッシュブースト」、そして間を埋める「タコマスタースッテ M フラッシュブースト」。どれも全く別のアプローチができるアイテムなので、さらに船タコ釣りの深み、楽しさを引き出してくれますよ。

出典:シマノ

実績十分なカラーがラインナップ

カラーラインナップは全9種類。どれも実績十分な人気カラーだ。

001 ピーチタコグロー

002 ホワイトグロー

003 イタリアンケイムラ

004 チャートオレンジ

005 Aキラキラシルバー

006 Aゴールドタコ

007 バナナグロー

008 Aアカキン

009 メダツオレンジ

激戦区の船タコ釣りにおいて、状況に合わせたアプローチは釣果を伸ばす必須条件。

2026年のタコマスターシリーズに加わった本製品は、光、音、シルエットを自在に操れる拡張性を備えている。ライバルに差をつける次世代のルアーとして、タコ釣りの戦略を一段と深めてくれる存在になりそうだ。

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シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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