マダイ連発にトラウトロッド投入も!熱狂の「海上釣り堀オーパ!!新春釣り大会」完全レポ

大阪・岬町の谷川港から渡船ですぐ。絶好のロケーションと放流魚の質の高さで知られる「海上釣り堀オーパ!!」にて、2月23日(祝)、延期を乗り越え待望の『新春釣り大会』が開催されました。

本来は1月の開催予定でしたが、あいにくの荒天により順延。しかし、この日を待ちわびたアングラーたちの熱気は、寒さを吹き飛ばすほどでした。募集開始とともに即座に予約が埋まってしまうという、関西屈指の人気イベント。今回は、その激戦の模様と、上位入賞者が実践していた「釣れる秘策」を詳しくお伝えします。

緊張のスタート前。運命を分ける釣座抽選

午前6時30分。まだ薄暗い中、受付に集まったのは48名の精鋭たち。まずは運命の釣座抽選です。イカダへ移動後は、7時30分の競技開始に向け、各自が入念な準備を進めます。タックルチェックだけでなく、クーラーボックスの中身まで確認が行われる厳格なルール。これも、公平な競技性を重んじるオーパ!!の大会ならではの光景です。

今大会のルールは、ターゲットごとに割り振られたポイントの合計制。

・クロソイ:1点
・マダイ:2点
・その他(サーモン、トラフグ、マハタ、オリーブメジロ):5点

いかに高得点魚を混ぜつつ、ベースとなるマダイを積み上げるか。戦略性が問われます。

炸裂する“モーニング”。マダイ連発の秘訣は「黄色」

7時30分、競技開始の合図とともに一斉に仕掛けが投入されました。まず火を噴いたのは、前日放流のマダイを狙う「モーニング」の時間帯です。

ここで圧倒的な手返しを見せたのが羽村選手。ミャク釣りスタイルでエサに選んだのは「黄色のエビ」。開始わずか30分の間に、実に7〜8尾のマダイをキャッチ。朝イチのチャンスタイムを確実にモノにする集中力は、周囲を圧倒していました。

モーニングでマダイを量産した羽村選手

羽村選手が使用していた黄色いエビ

トラフグ攻略の切り札は「赤いエビ」!?

モーニングが落ち着くと、勝負は高得点魚へとシフトします。特に視認性が重要となるサーモンやトラフグは、魚の反応を引き出す「エサの選択」と「アクション」が明暗を分けます。

トラフグ放流後、赤く着色したエビで2連発させた栗山選手

8時のトラフグとクロソイの放流タイミングでトラフグを2連発させた栗山選手に話を伺うと、驚きの攻略法が。「エサのエビを食紅で赤く染めています。トラフグは赤色への反応が抜群に良いんですよ」 独自の工夫が結果に直結する。これこそが釣り堀競技の醍醐味と言えるでしょう。

栗山選手が使用したエサ

また、得点は1点ですが、比較的簡単に口を使うというクロソイも、戦略的に釣り上げていたのが、三浦選手。放流のタイミングでリズム良く釣ることで、モチベーションもアップします。

クロソイを釣り上げた三浦選手

繊細さの極致。トラウトロッドで挑むサーモンゲーム

10時を過ぎ日が高くなった頃、サーモンの放流が始まります。キビナゴやブドウ虫など、各選手が工夫を凝らす中、一際異彩を放っていたのが林選手です。

使用していたのは、なんと超ライトな「トラウト用ロッド」。「口を使いにくいサーモンには、繊細に攻められるこのスタイルが自分の定番」と語る通り、シビアな状況下で見事な魚体のサーモンを仕留めてみせました。

エサはオキアミ

激戦の結末。優勝者が叩き出した驚異のスコア

11時45分、競技終了。誰が勝ってもおかしくない大接戦でしたが、結果は集計後の表彰式で明らかに。

・第3位:三浦選手(26点) マダイ4尾、クロソイ3尾、サーモン1尾、トラフグ2尾と、バランス良く加点。
・第2位:羽村選手(28点) 朝イチのマダイ11尾を軸に、終始安定した釣果を披露。
・優勝:山岸選手(35点) マダイ8尾、クロソイ4尾に加え、高得点のサーモン&トラフグを3尾仕留め、2位を大きく引き離す圧巻の勝利!

右が3位の三浦選手、左が2位の羽村選手、中央が優勝の山岸選手

最後まで盛り上がる「オーパ!!流」のおもてなし

競技が終われば、そこはもう釣り仲間の親睦の場。大会恒例の抽選会・ジャンケン大会では、釣具だけでなく家族が喜ぶ食料品も多数用意されました。中でも、春野社長が用意した「伊勢エビ」が登場すると、会場のボルテージは最高潮に!

釣り堀オーパ!!の春野社長

ジャンケン大会の大トリは伊勢エビ!選手の皆さん、この時が一番真剣でした(笑)

競技中の真剣な眼差しと、終了後の和気あいあいとした笑顔。このギャップこそが、多くのファンを惹きつける理由だと再確認した一日でした。

「海上釣り堀オーパ!!」の新春釣り大会。例年、秋頃には日程が発表されますが、すぐに満員御礼となるため、参加を検討されている方は公式Instagram等のチェックが欠かせません。

記者も来年は「取材」ではなく「選手」として参加できるよう、今から特訓を始めたいと思います!

海上釣り堀オーパ!!の詳しい情報を見る

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!